嫌な予感がしていた。

帰宅すると可愛いインコちゃんが
チャーチャー呼んでいる。

少しゆっくりしてから会いたい。

ゆっくりした後で行くと
ヒョコっと可愛い顔を
覗かせるインコちゃん。

私が近づくと引っ込んで
私が引っ込むと近づく。

ヒョコヒョコと
そのやり取りを繰り返した後
ヒョイと肩に乗るインコちゃん。

直後の唇へのガブが
クリティカルヒット。

貫通したかと思った。

血はでないけど
ぷっくりし出す唇。

悲しい顔をすると
離れたところで
すんすんするインコちゃん。

何故解り合えないのか
おふざけがいけなかったのか。

此方も其なりに
不貞腐れてると
いつもより距離を取るインコちゃん。

暫くしてふと思う
インコちゃんは嘴で
感情を伝えるしか
方法が無いんじゃないかと。

そういう様な事を
ニギコロされてるインコちゃんに
伝えると興奮し出して
首をブンブン
今にも吐き戻しそうに。

寝る?って聞いても
寝る!って言わないし
ケージに連れていこうとしても
飛んで逃げる。

髪の毛を繕ってくれて
手の中で顔をカキカキ。

するとインコちゃんの
目の上の羽が二枚逆立ち
偶然にもハートマークに見えた。

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私から離れないインコちゃん。

尾羽を広げてコココッと
威嚇しながら首回りを
うろちょろされると
ちょっと怖い。

間も無く噛まれる
予感がする。

ま~噛む噛む
血はでないけど
痛いは痛い。

其以上に可愛いので
噛まれながらそっと手包み
どうしたの~ってなる。

どうもこうもない。

怒ってるのに
全然離れないインコ心理。

嘴と羽を広げて
手の平に迫って来るのを躱す。

何か言ってる文句を言ってる。

カミカミしながら
ピタッとくっついて離れない。

ガブガブされてると
何故解り合えないのかと
何だか悲しくなってきた。

悲しい顔をしていると
インコちゃんがスッと離れて
すんすんと首を傾けて
落ち込んでいる。

様に見える。

でもまた噛むんでしょう?
って思っていたら噛まない。

どんだけ賢いんだと思う。
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公園帰りに業スーへ立ち寄り
お得だからとティッシュや彼是
買ってしまう。

徒歩だから此れから家まで
距離があるし既に脚が痛い。

だがそんな事は気にしないで
バスを尻目に歩き続ける
歩いていればいつか着く。

長めの道程を荷物を背負って
歩く感覚が嫌いじゃない。

坂道を登って
振り返り勾配を眺め凄いと
自分を誉める。

どうでしょう
割りとやる気が出ました。

帰ってからは
インコちゃんのかご掃除
寝る?って聞いたら
寝る!って言う。

最近はガブガブデーで
かごに触るといつもより
強めのガブが顔や手や首に来る。

痛いので引いてしまうが
インコちゃんの為なら頑張れる。

目蓋に浮かぶは緑の情景
断固たる意思を持てと
樹木に囁かれたような気がする。

勘違いも大事。

ガブに引かず掃除を
続けていたらインコちゃん
落ち着いた。

森林浴後は暫く持続する
緑の力。
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緑良し
徒歩でのアクセスの悪さに
最初で最後かも知れない
この公園での森林浴を楽しむ。

帰り道も難儀で
中々先へ進むことが
出来なかった。

今まで歩いた危険な
道の中でもワースト。

とても人は誘えない。

整備された歩道の
有り難さを知った午後。

寄ろうと思っていた
業スーに立ち寄り
冷凍カット野菜に
心惹かれるも
新鮮野菜には敵わない
だろうと。

あと量多い。

好物の春雨や
パック入りデザートの
パンナコッタ
お得なレトルト
ビーフシチューなど。

中でも目を引いたのが
業スーのエコバッグ、
100円程で肩掛け出来て
大きく水色に柄入りで
よく見りゃ業務スーパーと
書いてある。

そこも気に入った。
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道往かば photo

地図で見付けた公園へ。

往復7km位かと当たりを付けて
目印の建物を頼りに歩き続ける。

程無くして驚く事になる。

道が無いのだ。

交通量の多い道路はあるが
歩道がない。

申し訳程度の白線は
引いてあるが
とても歩けない。

横断歩道はあっても
その先の道がない。

どうしようと逡巡し
思いきって行くか
何で行くんだの
考えが堂々巡り。

一か八かで道路脇を歩き
公園へ行くのは
憚られる。

何せ行き先が公園。

それでも裏道から
何とか辿り着くと
ハードルは高いが
余り新鮮味無く
近所の公園に行けば
良かったと思う。

管楽器の練習をしている方が居て
音が響き渡っている。

残念残念と思いながら
意地でも散策。

咲き乱れるタンポポや
新緑の木漏れ日に
癒される。

ふと肩に目をやると毛虫。

可愛いと思ってしまって
葉っぱで掬い上げて木の枝へ。

遂に虫に対して
昔程ぎゃーぎゃー
言わなくなった自分に
感無量。
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