9月5日 ‐4
時間は 23:30を回っていて食事できるところは限られていた。
シーマ君リクエストのメキシコ料理はすでにしまっていたので、その隣にあった日本でもおなじみのデニーズに入った・・・と簡単に書いたが、地元のスタッフも入れて総勢35人^^;
時間が時間なので入るには入れたが、席を用意するために入り口で 20分ほど待たされる。
ようやく席についてメニューを広げる。
当然そこにあるのはアメリカンな空気全開のメニューたち・・・セットの内容が違う だけで、メインはハンバーガー、Tボーンステーキ、カントリーフライドチキンステーキ、オムレツしかない^^;
選択肢の少なさにざわついているおれたちの席に、ウエイトレスがドリンクのオーダーを取りに来た。
10mほどつなげられたテーブルに、すき間なくずらりと並んだおれたちに向って
「コーラの人は ? ダイエットコークは ? アイスティーは ?・・・」
妙に気合いが入った大きな声で挙手を数えているウエイトレスの顔は、心なしか殺気立っていた^^;
おれの両サイドにはドラゴンキッドとアラケン、向かいにはシーマ君。
ドラゴンキッドとアラケンはTボーンステーキ、シーマ君はオムレツ、おれはというとカントリーフライドチキンステーキ・・・ちなみにこのカントリーフライドチキン ステーキは鶏肉ではなく牛肉^^;
荒引きのハンバーグみたいなやつに衣をつけて揚げたもので、見た目がフライドチキンっぽいからそう呼ばれているらしい^^;
個人的にはけっこう好きな食べ物で、海外遠征が終わった後日本に帰って来てからも自分で作って食べてたっけ^^
しばらくして続々とみんなのオーダーが運ばれてくる。
覚悟はしていたが目の前にするとやっぱりデカイ・・・^^;
基本的にドラゴンゲートの選手たちはそんなに大食いというわけではない。
いくらおなかが空いていても、日本だったら普通に2人前はありそうなその量は、おれも含めてみんなのおなかには多すぎた。
・・・はずだったのだが、海外、試合後、時差ボケ・・・様々な要素でテンションが上がってしまっていた大半の選手たちは、見事に皿をきれいにしていた^^
かく言うおれも、調子に乗って食べ過ぎて息をするにも苦しい思いをした^^;
おなかもいっぱいになり、果然まぶたがが重くなって席に着いたまま船を漕ぎ出すメンバーが続出する中、とりあえず眠気を覚まそうと店の外に出るメンバーもいた。
そんな中にドラゴンキッドの姿もあった。
しばらくしてパラパラと席に戻ってくるメンバーたち。
すると突然、店内に非常ベルの音が鳴り響いた・・・。
ざわつく店内。
微妙な緊張感が漂った・・・。
とりあえず何も問題がないことが分かり、ほっと胸をなで下ろしていたころ、何食わぬ顔をしてドラゴンキッドが帰ってきた。
「いやぁ〜、参りましたよーー;」
「どうしたの?」
「なんか変なドア開けちゃったみたいで・・・」
「・・・」
「いきなりベルが鳴りだしたんですよ・・・」
「・・・お前が犯人かぁっ !−−〆」
「でも店の人たちは温かい目で見ててくれましたよ^^」
「あきれられてんだよっ !」
「そうなんですかね〜^^」
どこまで行っても天然なドラゴンキッドのおかげで多少目は冷めたものの、ホテルに
着くころには眠気もピーク。
「明日の集合は11:00てお願いしまーす!」
半分夢の中でそんな言葉を聞きながら部屋へと向かい、ベッドに横になった途端記憶がなくなった。
つづく
時間は 23:30を回っていて食事できるところは限られていた。
シーマ君リクエストのメキシコ料理はすでにしまっていたので、その隣にあった日本でもおなじみのデニーズに入った・・・と簡単に書いたが、地元のスタッフも入れて総勢35人^^;
時間が時間なので入るには入れたが、席を用意するために入り口で 20分ほど待たされる。
ようやく席についてメニューを広げる。
当然そこにあるのはアメリカンな空気全開のメニューたち・・・セットの内容が違う だけで、メインはハンバーガー、Tボーンステーキ、カントリーフライドチキンステーキ、オムレツしかない^^;
選択肢の少なさにざわついているおれたちの席に、ウエイトレスがドリンクのオーダーを取りに来た。
10mほどつなげられたテーブルに、すき間なくずらりと並んだおれたちに向って
「コーラの人は ? ダイエットコークは ? アイスティーは ?・・・」
妙に気合いが入った大きな声で挙手を数えているウエイトレスの顔は、心なしか殺気立っていた^^;
おれの両サイドにはドラゴンキッドとアラケン、向かいにはシーマ君。
ドラゴンキッドとアラケンはTボーンステーキ、シーマ君はオムレツ、おれはというとカントリーフライドチキンステーキ・・・ちなみにこのカントリーフライドチキン ステーキは鶏肉ではなく牛肉^^;
荒引きのハンバーグみたいなやつに衣をつけて揚げたもので、見た目がフライドチキンっぽいからそう呼ばれているらしい^^;
個人的にはけっこう好きな食べ物で、海外遠征が終わった後日本に帰って来てからも自分で作って食べてたっけ^^
しばらくして続々とみんなのオーダーが運ばれてくる。
覚悟はしていたが目の前にするとやっぱりデカイ・・・^^;
基本的にドラゴンゲートの選手たちはそんなに大食いというわけではない。
いくらおなかが空いていても、日本だったら普通に2人前はありそうなその量は、おれも含めてみんなのおなかには多すぎた。
・・・はずだったのだが、海外、試合後、時差ボケ・・・様々な要素でテンションが上がってしまっていた大半の選手たちは、見事に皿をきれいにしていた^^
かく言うおれも、調子に乗って食べ過ぎて息をするにも苦しい思いをした^^;
おなかもいっぱいになり、果然まぶたがが重くなって席に着いたまま船を漕ぎ出すメンバーが続出する中、とりあえず眠気を覚まそうと店の外に出るメンバーもいた。
そんな中にドラゴンキッドの姿もあった。
しばらくしてパラパラと席に戻ってくるメンバーたち。
すると突然、店内に非常ベルの音が鳴り響いた・・・。
ざわつく店内。
微妙な緊張感が漂った・・・。
とりあえず何も問題がないことが分かり、ほっと胸をなで下ろしていたころ、何食わぬ顔をしてドラゴンキッドが帰ってきた。
「いやぁ〜、参りましたよーー;」
「どうしたの?」
「なんか変なドア開けちゃったみたいで・・・」
「・・・」
「いきなりベルが鳴りだしたんですよ・・・」
「・・・お前が犯人かぁっ !−−〆」
「でも店の人たちは温かい目で見ててくれましたよ^^」
「あきれられてんだよっ !」
「そうなんですかね〜^^」
どこまで行っても天然なドラゴンキッドのおかげで多少目は冷めたものの、ホテルに
着くころには眠気もピーク。
「明日の集合は11:00てお願いしまーす!」
半分夢の中でそんな言葉を聞きながら部屋へと向かい、ベッドに横になった途端記憶がなくなった。
つづく