日本プロの会場である、岐阜県の谷汲CCに行ってきました。
今日は午前中、太一郎に3ホール、午後ヒデに9ホールついて、その後、練習レンジで太一郎の練習を約2時間みて、いま、ホテルに戻ってきたところです。
ウチの選手たちは実に気合が入っています。それ以上に晋呉は、練習からしても非常にストイックで、日本人では完全に違うレベルに入ったし、また違うレベルを目指しているのだなあという、そういうオーラを感じさせていました。午後、太一郎と9ホール一緒に回ってくれたのですが、太一郎がそこからいろんなことを学んでくれたら、と思っています。

さて本当に選手はこのように頑張っているのですが、しかし現在の空前の女子プロゴルフブームの中で、やれ男子トーナメントは面白くない、気合が感じられない、スターがいない、視聴率が……といった言葉が聞こえてきます。
まったくもって的外れな指摘とはいえないものもあるでしょうが、でも多くは男子の世界に目を向けずに、言っているようなものも多いでしょう。残念なことです。それだけに男子のメジャーである日本プロでは、是非とも”さすが男子のゴルフは違う!”という、そんなゲームを見せて欲しいと思います。

そのためにもPGAには非常に頑張って欲しいのですが、正直、大会運営についてはガッカリした面も少なくありませんでした。たとえばクラブハウスに入ると、歴代優勝者の顔写真が貼られたパネルがあるのですが、あららら? ボクの師匠である棚網良平先生の写真がない! おかしいなぁと思ってじっくり見てみると、9回から確か21回までの優勝者の顔写真が貼られた、まったく一緒のパネルが2枚あって、ちょうど棚網先生の時期のものがすっかり忘れられているんです。
ちょっとしたミスといえばそれまでですが、アメリカツアーでいえばPGAチャンピオンシップ、ヨーロッパツアーでいえばボルボPGA選手権と一緒の大会なわけでしょう。そのような緊張感があれば、そんなミスがあるはずがない!!!!

ついでにいえば、たとえばギャラリー対策ははたしてできているのか? 3年前から決まっているのだから、コースについてももう少し準備ができなかったのか? 最終の3ホールは確かに距離もあって難しいでしょうが、案外、差がつかないコース設定になっているような気がします。

はっきり言います。女子のゴルフが男子のゴルフよりも人気が高いのは、古今東西を眺めてみても、非常に珍しいことで、今の日本くらいしかないのです。もちろん女子の人気があることはすばらしいことですが、だからこそもっと男子も頑張るべきだし、また男子の世界に目を向けさせる努力をするのが、PGAでありJGTOではないか? ふとそんなことを思った練習ラウンドでした。
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今週は男子のメジャー、日本プロの開催週です。
ボクも今から岐阜に行ってきます。
いまひとつ本調子でないTEAM EZUREの面々ですが、
ボクが気合を入れてきます!
ご期待ください[拍手]
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