みなさん、1年間応援ありがとうございました。
ブログを読み返しながら1年間を振り返ると、(ブログには書くことのできないものも含め)多くの困難や苦しさもありましたが、概ね素晴らしい1年だったのではないかな、と思っています。

シーズン前半、なかなかエンジンのかからないTEAM EZUREを引っ張ってくれたのが、

辻村明須香と吉田藍子の「AAコンビ」でした。

正月からアカデミーの合宿に参加した明須香は、「一般の人はどいてください」とボクにからかわれ、涙を流しながらもみんなに必死についていき、ドライバーの飛距離にして20ヤード、前半戦であわやシード権を手中に、という活躍までみせてくれました。来年は正念場、さらなる頑張りに期待します。

一方の藍子は、ボクの愛弟子のヨネの愛弟子。アカデミー入りを何度も何度も断られながらも、その熱意に負涙けた形でヨネが3年間、面倒をみてきた選手です。QT資格で臨んだ今年はステップアップに勝利、レギュラーツアーでもベスト10入りを続ける快進撃で、こちらもシードまであと一歩の活躍。一方でプロテストも通過し、ステップにレギュラー、そしてQTと非常に忙しい1年でしたが、大きな飛躍をみせてくれた1年でもありました。最終のQTでは爪をはがしてしまうアクシデントに見舞われる不運に見舞われ結果を出すことはできませんでしたが、その真摯なゴルフへの姿勢は、必ず強くなる選手です。

秋に入って星野英正が東海クラシックで念願のプロ入り2勝目をマーク。長かった3年間でしたが、これがヒデの飛躍の1勝になることを確信しています。

そして翌週には女子ツアーで、今度は諸見里しのぶが涙のツアー初優勝。優勝の喜びと、勝つことの難しさを教えてくれた1勝でもありました。

優勝こそありませんでしたが、1年間を通じて元気を与え、ガンバった選手が上田桃子でしょう。今シーズン、初めてレギュラーツアーで予選通過を果たした選手が、あれよあれよと思う間にベスト10を外さない選手に成長、ミズノクラシック、日韓戦にも出場したかと思いきや、余勢を駆ってしのぶとともにW杯日本代表にも選ばれる快進撃。07年も桃子から目が離せません。

女子に比べて人気低迷といわれる男子ですが、アカデミーの男子たちは頑張っています。

今年は最終QTに梶川剛奨、伊藤修司、

中島敏雅、井殿康和
が進出。

梶川、修司は決勝まで残り、来季前半戦はレギュラーツアー参戦が決定。中島、井殿はチャレンジツアー参戦からのシード権獲得の年となります。
一方、QTに失敗してしまった清田太一郎ですが、すでに心機一転、アジアンツアーを主戦場に頑張っています。この経験は必ずや太一郎の大きな財産になることでしょう。

またアカデミー創設からのメンバー・若生将志は、今年33歳の最年長でのプロ合格を果たしました。

そして07年、やはり大きな課題といえば、今野康晴の復活になると思います。みなさん、応援よろしくお願いします。

昨年後半から今年、数多くの仲間がアカデミーに入ってきました。
いつもコンビの石井と中島規、常駐トレーナーに柴田俊介先生、かおり姉さんこと斎藤香織、高校を中退して弟子入りした金濱開人、竹村千里・真琴姉妹、そして3大会オリンピック出場の外ノ池亜希。人がたくさん入ってくるようになったことが、もしかするとアカデミーの最大の財産なのかもしれません。


さてさて、メジャーで勝てる日本人選手を育てる、

約束の50歳まで4291日しかありません

振り返るのは今日1日これくらいにします。明日、元旦から新しい挑戦が始まります。みなさん、よいお年を。そして07年の江連忠ゴルフアカデミーの挑戦にご期待ください[バンザーイ]
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2007年01月02日  [Web全体に公開]
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2007年01月01日  [Web全体に公開]
【閲覧中】よいお年を!
2006年12月31日  [Web全体に公開]
・アカデミーの神様
2006年12月30日  [Web全体に公開]
・帰郷
2006年12月29日  [Web全体に公開]

6件のコメント


  1. by安井祐貴 on 2006年12月31日 @16時48分

    江連さん、来年もいい年になるといいですね。いつも、最近受験生の僕がみている番組は、江連忠のグレードドットゴルフです。江連プロの的確なスイングなどを見ていると、ゴルフのやったことナイ自分でも、すごいな、自分もゴルフを始めたら、江連さんのようになりたい!と思ったりもします。最後にW杯の桃子プロとしのぶプロ、いい成績でひとつでも上の順位にあがるといいですね。それが、アノふたりのウィンクプロの来年につながることを期待してます。

  2. by是松 鐵心 on 2006年12月31日 @20時43分

    札幌在住のオールドゴルフフアンです。8月頃このブログに出会い、それ以来毎日楽しみに見て来ました。   ゴルフにかける情熱にうたれました。全国を駆け回る多忙にもかかわらず、毎日ブログを更新される姿勢には頭の下がる思いです。他のブログも見ていますが、いい加減のもありますね。引続きお願いします。      上田プロのブログも良いですね。 

  3. byおやじ on 2007年1月1日 @0時38分

    新年あけましておめでとうございます。[すいません]

    昨年は大変お世話になりました[すいません]

    そして、感動、感激をありがとうございました[グッド]

    今年もETGA様方の活躍を期待し応援し続けます。ウィンク

    本年もよろしくお願い致します[すいません][すいません][すいません]


  4. byメジャークラス on 2007年1月1日 @2時37分

    この1年間あなたのブログを見た。思えばあなたは日本初のプロコーチとして片山晋吾、伊澤利光らを輝かせ、今野、星野と引き継いで来ている。しかし今本当に幸せなのか。片山晋吾が最高でその後はレベルが下がってはいないか。アカデミーも人が増えた反面、小粒揃いの集団へと向かっていないか。女子人気に伴って仕事を生き甲斐にしていないか。本当にやりたかった事が出来ているか。余計なお世話かも知れないが、あなた自身に問うてはどうか。組織を束ねる為に自分を犠牲にする気持も分かるが、それが本当にやりたかった事なのかどうか。プロコーチとしてやり残した事はないか、もう悔いの無い人生なのか。何がしたいかを明確にする事が最高に繋がる最良の手である事だけは、はっきり言っておきたい。組織は勝手に大きくなるものである。社長が社員の仕事をする会社は組織とは言えない。社長は会社の為に走り回るのでは無く、社員がやる気になる事をするものだ。2007年はあなたが本当にやりたい事をやれる年にして貰いたい。メジャー級の選手を育てたいのなら、全国草の根分けても素質のある逸材を探しに行けばいい。待ってるだけでは始まらないし、日本のゴルファーはその程度と諦めているのなら、あなたもその程度のコーチという事になる。率先してやる事が今のゴルフ界に最も欠けている最悪の欠点である。あなたの本当にやりたかった事、それはアカデミーの拡大か、プロコーチとしての生き様か、仕事に埋もれてしまう事か、ひとつはっきりさせて下さい。

  5. byのり on 2007年1月1日 @13時32分

    江連さん、あけましておめでとうございます。

    ↓のような野次は無視していきましょう。

    あなたはあなたの信念で人を育てればよいのですから・・・。

    信念を語るとき、反発する意見は当然出てきます。江連さんは熱く語る方ですから、他のブログにない説得力があり、それが私の仕事上での参考となっております。(同じ部下を持つ身として)そこで反対の意見がでるのは当然です。しかしそれにめげない江連さんが私とダブります!

    私の座右の銘「仕事では半分敵で半分味方」



    で、今野選手、竹村姉妹のこと、書いていただきありがとうございます。特に、今野選手のオンプレーンなスゥイングは必ず今年こそは復帰し、またアマチュアの参考になることを強く祈っております。

    何かの雑誌であった「ベストスゥインガー」・・?って何を基準に選んでいるのですかね・・・。

    絶対に今野選手が一番です!!!!

    チーム江連、今年も応援しています!!!


  6. by強敵 on 2007年1月1日 @14時49分

    一つだけ加えておくが信念や無視など子供の遊びに過ぎない。そういう事を言ってるのではない。もし言っても無駄と言うならここまで。君らのような人間とは縁が無かった事にしよう。今後は敵として徹底的に叩かざるを得ない。本当の世界とはそういうものだ。