脱サラして全てを賭けてこの世界に飛び込んできた雑草魂を余すことなくご紹介します!
こんにちは!

今日はスクールがお休みなので、体を休めてのんびりと過ごしていますいい気分(温泉)休日はゴルフの事をほとんど考えずにリフレッシュするようにしていますが、今日は何故か頭が働く日で、朝からゴルフについて色々と考えています。

ここ1ヶ月は、香織を指導する経験を通じて、自分のコーチとしての甘さ、人間としての至らなさに気付かされる毎日ですが、その中でコーチとして生きていく上で、いや人間として生きていく上で本当に大切な事を学ぶことができました。

それは「心を込める」ということです。

1打1打に魂を込めるゴルフを指導している人間が今更何を言っているんだ・・・・と思われるかもしれません。でも、心を込めているつもりでも、込められていなかった自分に気付いたのです。


私は、指導をする上で、以下のことを特に大切にしています。

■心・技・体における無駄を省いて、その人の持っている潜在能力を100%引き出す指導
■自分の価値観を押し付けずに、相手の持ち味を活かす指導
■ゴルフ以外の事にも通用する概念の追及および指導
■ゴルフを通じて人間としても成長してもらえるような指導
○相手の立場になって接する
○2wayコミュニケーション
○褒める・無意味に否定しない


上記の項目はほんの1部ですが、このように偉そうに書いていても、言っていても、考えていてもそこに心が込められていなければ相手に伝わらないということを学びました。電話で話を聞いて問題解決のための糸口を理論的に追求し、その打開策をアドバイスしているだけでコミュニケーションをとっていると勘違いしていた自分・・・・・

先日の香織との電話で初めて香織の心の叫びを聞き、自分の心の叫びも伝えました。本当に香織に成長して欲しい、強くなって欲しいという思いが、ただの言葉ではなくエネルギーとなって心から発せられました。理論や理屈がどうこうといった次元の話ではなく、心と心の対話だったような気がします。翌日の香織は、不調ながらも前日とは別人のようなゴルフで好スコアを出し、次の試合に対する意気込みも今までにない力強さが感じられました!また、私自身も自分のあるべき姿に自信が持てるようになってきました!選手が1打1打に魂(心)を込めるように、我々コーチも一言一言に魂(心)を込めることが大切なのだと!!

以前に、現楽天の野村監督が言っていた言葉を思い出します。
「心が変われば行動が変わる」
「心が人を動かす」

最近のチーム江連のブログでは、我々の言動に対する様々な意見が寄せられています。その中で、賛否どちらの意見でも、「素晴らしい選手に成長して欲しい」、「素晴らしいゴルフ界にして欲しい」という思いの伝わってくる心のこもった意見は、やはり心打たれるものがありますし、今後の成長のための大きな糧となります。

ファンあってのプロスポーツということを考えると、この様に心を込めて応援してくださる方々のためにも、どれだけ心を込めたプレーをできるか?が、ゴルフに限らず今のプロスポーツ界に求められているのではないでしょうか。

我々がどれだけ魂を込めているつもりでも、観るファンに伝わっていないのであれば、やはりまだどこかに魂を込めれる余地があるという事でしょう。別の言い方をすれば、魂を込めるということがただの「気合いを入れる」だけになっており、心が入りきっていないのかもしれません。でも、だからこそ日々精進しているのです。

魂と心の違いは?魂を入れるとは?心を入れるとは?魂を入れることと気合を入れることの違いは?etc議論の余地はあるとは思いますが、細かいことを抜きにして「心」はそれらすべての「核」のような気がします。
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