脱サラして全てを賭けてこの世界に飛び込んできた雑草魂を余すことなくご紹介します!
今日の夕方のニュースの特集で

私立灘中学・高校の元国語教師 橋本武さんが

27年ぶりに教壇に立ち 授業を行ったシーンが放送されていました



現役当時は 教科書を使わず

作家・中勘助氏の自伝的小説「銀の匙」を読み込むなど

ユニークな授業で知られていたそうです

そして1969年には 私学として初めて東大合格者数日本一になり

世間では橋本氏を「伝説の国語教師」と呼ぶようになったとのこと



特集では授業の1シーンしか放送されていませんでしたが

興味深い内容に思わず聞き入ってしまいました

その中に 束縛や押し付けで学ばせるのではなく

「遊ぶのと同じように、楽しんで学べたらいい・・・」

というフレーズがあり 僕は大いに共感したというか 

本当に嬉しく思いました



僕自身が子供の時

ピアノをはじめとして色々な習い事をしていた(させられていた?)のですが

どれも嫌で嫌で仕方ありませんでした・・・・

でも大人になってから思ったことなのですが

ピアノを弾くことが嫌だったのではなく

レッスンの強制的な要素が嫌だったのだと思います

今は自分でピアノを弾く時は本当に楽しいですし

練習して上手く弾けるようになりたいとも思います

小さい時にそう感じさせてもらえるようなレッスンに

出会いたかったなーと・・・・



だからこそ Jrの指導においても

無理なことを強制したり

技術を押し付けたりはしません

ただし「強制しない」=「楽させる」

ということではなく

やっていくことが「楽しい」

そしてもっとやってみたい・上手くなりたいと思ってもらえるような

「自発的向上心」を導き出すために

どのような切り口で子供達と接していくか?を常に模索しています

ですので 指導の仕方は生徒によって全く異なります



そんなのんきなことをやっていて

世界の強豪たちに勝てるようになるのか?

と言われそうですが

子供達にとって大切なのはゴルフの上達というよりも

成長のための「過程」だと思います



自分の長所は何なのか?

どうすれば上手くなるのか?

もっとこうしてみよう!

こんなんあり?? 

悔しくない?

このままでいい?

もっと工夫してみない??

もっと練習してみよう!!・・・ etc

様々な疑問や探究心・遊び心から感性が磨かれ

そして楽しい経験・悔しい経験から新たなチャレンジ・行動力が芽生る

こういったプロセスは人として生きていく上で

ゴルフに限らず何を成し遂げるにも必要なことだと思います



そして そういったプロセスの中で「鍛錬」は不可欠な要素です

鍛錬と書きましたが 

それは練習量であったり 心身の強化であったり

工夫であったり 己に打ち勝つための厳しさであったりと

目指すレベルによって 何がどれだけ必要かは変わってきます



指導する立場の人間として どのレベルに導くにしても

楽しみながら鍛錬できるように導くことが大切で

厳しく接する時も負の感性を呼び起こす厳しさではなく

前進に繋がる厳しさで接することが大切だと思います



それができないから強制的 高圧的にやらせる・・・・

そういった逃げの姿勢で臨まないように気をつけなければと思いますダッシュ(走り出すさま)



今の僕には実績も名声もありませんが

これから選手と共に成長して

新たな世界を切り拓いていく楽しみは沢山あります

本当に幸せ者ですうれしい顔

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