前々から気になっていたジムで良く見かけるおっさん…


年は俺と同じ位か上…

いや下手すると下かもしれない…

ガリガリのマッチ棒みたいな体つきに

見たこともないレベルの超なで肩…


目つきは悪く怪しいた佇まい…


前々から俺のスカウターに反応していた人物の一人


今日もその人物は現れた


禍々しいオーラを放ちながら登場

俺の横にはダンベルプレスをやる青年

その後ろでダンベルを二つ持ち何処を鍛えてるのか解らない運動をするおっさん


次のセットに入る準備をする青年

ダンベルを膝に乗せベンチに寝そべろうとした瞬間


おっさんが青年の座っているベンチに手をつきローイングを始めだした！


危ない！！

そう思った瞬間、青年が気付き事故は免れた

すいません すいませんと何度もおっさん声をかける青年

全く反応示さず黙々とローイングを続けるおっさん…

そして暫くすると、何も言わず立ち上がりまた何処を鍛えてるのかわからない運動を始め

そしてフリーウェイトルームから退室…


やっぱりそうだ！


俺のスカウターは正しかった！


奇行種だ！


どうもこのジムは奇行種が多い様で


左右重さの違うプレートをはめベンチをする奇行種や


マウスピースをはめるのでは無く


端っこを咥えながらウェートをする奇行種


常にTシャツを後ろ前に着てる奇行種


他にも様々な奇行種が存在するジム


最近ここで人間観察をするのが楽しみになって来た…

さぁ…


飯食って寝よう…










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