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フジテレビ撤退をきっかけとしたPRIDE公開記者会見以来、選手を集めるだけ集めて会見を行うケースが恒例化している。
で、今回の赤坂サカスに集まった選手は18人。しかし、この全員が出場できるとは限らない、というのは拍子抜け。出れないのに登壇した選手が気の毒だと思うが。

さて、魔裟斗やKID、宇野、所、秋山など人気選手の姿はなかったものの、彼らの不在を好チャンスと(?)、対戦要望のアピールが飛んだ。
そこで、会見前の流れも踏まえて、まずここで『Dynamite!!』で候補にあがる具体的カードを整理しよう。

佐藤嘉洋がアピールした武道館の余韻冷めやらぬ頂上対決をもう一度・・・

魔裟斗 vs 佐藤嘉洋

『SRS』最終回で、そして今回の会見の囲みでも桜庭が自ら口にした毎度毎度の大晦日候補カードにして残された最後の“U”対決・・・

桜庭和志 vs 田村潔司

秋山の吉田戦アピールに噛み付く形で逆アピールしてのけた青木・・・

青木真也 vs 秋山成勲

会見に出席した今成が、同じ階級の一番強い人と闘いたいとアピール。ならば・・・

山本“KID”徳郁 vs 今成正和

DEEPウェルター級新王者・池本誠知が、昨年大晦日と同じ形のDEEP特権と言おうか、同階級の日本人トップファイターを指名・・・

桜井“マッハ”速人 vs 池本誠知

ほか、ミノワマンは自分の定ポジション・第一試合をアピール。
K-1甲子園の準決勝&決勝はあらかじめ決まっている。
DREAMの二階級王者も参戦させたいという。
ならば会見前の川尻のアピールが通れば・・・

ヨアキム・ハンセン vs 川尻達也

もしくはその前に関門が設けられるならば、

宇野薫 vs 川尻達也

山本KID戦は消えてしまった所英男だが、昨年は田村と無差別戦に挑んだように、今年もその線があるなら所本人が以前対戦アピールした・・・

ミノワマン vs 所英男

などなど可能性あるものを一気に書いてみたが、これからどんなカードが決まっていくのか。

望みは願えば叶う!
久しぶりに一元化された大晦日の格闘技興行に集中していきましょう!
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今年の大晦日も、もちろん格闘技!
と、もはや恒例行事になった『Dynamite!!』の発表会見が主催TBSのお膝元・赤坂サカスで開催されます。

昨年は大阪ドームのDynamite!!と、さいたまスーパーアリーナの『やれんのか!!』が二元中継という形でテレビには乗ったが、今年はDREAMが誕生しK-1と同グループ状態の中、ひとつの舞台で集約されるのでしょう。

その証拠に今年の大晦日の大阪ドームはKinki Kids公演が入っている。キンキにとっては念願の“地元”で年越しとなるが、熱き格闘技ファンにとっての地元はもれなくさいたまスーパーアリーナ!

ってことで、K-1にとっては新鮮なイメージのさいたまで、どんなDynamite!!興行になるのか楽しみであります。
野球スタジアムでなくなってしまったのは少々寂しくもありますが。

そして何よりも気になるのは出場選手と対戦カード。
あれだけ世間を騒がした柔道金メダリスト・石井慧の参戦は消えたが、せめてリングサイドには座るのか。
石井の相手の有力候補だったヒョードルは、1月に『アフリクション』でアルロフスキー戦が内定しており、大晦日参戦はないという情報もある。

ならば誰が目玉になってくるなか。
魔裟斗、青木真也、宇野薫、川尻、山本KID、桜庭、秋山、所英男、佐藤喜洋・・・などざっと名前は挙がるが、あっと驚く選手の名前と夢のカードの発表に驚きたいものだ。

対世間=視聴率獲得はもちろん大きな命題であるが、下手に奇をてらわず、純粋に格闘技のトップファイター同士による手に汗握る攻防が生まれれば、自ずと視聴者を惹き付け、視聴率数字も取れるのではないか。
こんな考えではテレビを甘く見すぎだと思われてしまうのでしょうかね。
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