特派員８マンのアメリカ最終の報告です。

今日は全米女子オープンの最終クォリファイです。
朝８時１５分のスタートに合わせて６時にホテルを出て朝食を済ませてコースインです。

しかし雨、しかもずーっと降り続いている嫌な雨です。
最終クォリファイは一日２ラウンド３６ホールの戦いです。
上位３５名に全米女子オープン参加の資格が与えられます。
午前のラウンドはＧｒｅｅｎ　Ｓｐｒｉｎｇ　Ｖａｌｌｅｙ　Ｃｌｕｂ
午後のラウンドはＷｏｏｄｈｏｌｍ　Ｃｏｕｎｔｒｙ　Ｃｌｕｂ

Ｇｒｅｅｎ　Ｓｐｒｉｎｇ　Ｖａｌｌｅｙ　Ｃｌｕｂは開場１００年以上の歴史のあるコース。
両側を林でセパレートされているので、少しショットを曲げると即トラブルになるコースです。

雨の中レンジでの調整とパッティングを終えてＮｏ１０ホールからのスタートです。
我々はカートでテーイングランドに向かうしのぶを見送りホテルに一時帰りました。
午後１１時３０分雨も上がって来ましたので、コースに向かいホールアウトしてくるしのぶを待ちました。
１２時１５分少し疲れた表情で上がってきました。
さすがに雨と風の中ではショットも曲がり７９ストロークと叩き過ぎたようです。

車の中でサンドゥッチの軽い昼食を済ませＷｏｏｄｈｏｌｍ　Ｃｏｕｎｔｒｙ　Ｃｌｕｂに移動です。
しのぶのホールアウト時点では７６ストロークがカットラインとの江連プロの予測で
まだまだチャンスはある！！と励まし、１２時４７分午後からのスタートです。

Ｎｏ１〜Ｎｏ６までしのぎまくってパーを重ねて

Ｎｏ７ホール　
江連プロ曰くチャンスのバーディーホールです。
ティーショットは少し右に行きましたがナイスキックでフェアーウェーど真ん中！
セカンド約１４５ｙを８Ｉで狙いに行きましたが少しスライスして右のガードバンカー。
バンカーから１．５ｍに付けましたが、パーセービングが惜しくも左通過でボギー

Ｎｏ８ホール　
ここも江連プロ「確実にバーディーの取れるホール！！このホールで取れなければ、今回は間違いなく予選落ち！！」と言わせたホールです。
ティーショットど真ん中、セカンド９７ｙをＳＷで狙いに行きましたがピンハイ５ｍにキャリーし、バックスピンで戻りましたが４ｍのバーディーパットが左通過で惜しくもパー

Ｎｏ９ホール　４３０ｙでセカンド打ち上げの超難関ホール。ティーショット左に引っ掛け、おまけに木に当たり最悪のティーショット！ セカンド、ラフから９Ｗで低い球筋でナイスショット！しかしグリーンまではまだ１００ｙ近く、サードショットまたまた前方の木に当たりガードバンカー。バンカーショットはグリーンオン。ファーストパットが左通過、セカンドパット約８０ｃｍの超早いラインが左通過で痛恨のダブルボギー！！！！

私と江連プロはＮｏ１０ホールのティーショットを見てしのぶから離れ、Ｎｏ１８ホールで上がってくるしのぶを待ちました。

上がってくるとバックナインは１オーバーで通算７７の４オーバー（パー７３）トータル１５６で予選落ちです。

やはり、今回もパターが決まらずボギー先行の苦しいラウンドの様でした。

コースを離れ夕食のレストランで、現状でＵＳ−ＬＰＧＡツアーを戦うにはどうしたら良いのか？？
何が足りないのかを話し合いました。

結論として攻め行く気概が足りないのが一番の問題で、その結果パターが入らず、ボギーが先行るとスコアーが作れないのが原因だと・・・・
今後、日本への一時帰国も考え、調整の必要性を痛感しました。

先週の月曜日に日本を出発して８日間の長い滞在でした。
江連プロの今後のスケジュールも有りますので、明日帰国します。
帰国してすぐ、よみうりオープンの会場に向かう予定です。

江連忠コメント応援して頂いた皆様に心から感謝すると共に、諸見里しのぶ必ず復活させますので今後ともよろしくお願いいたします。