六国をラウンドしました。
研修生の田村、綾香、真琴、を連れて行きました。
開人がボクのキャディーを志願してきたので5人でのラウンドです
そんな中での出来事を1つ。
六甲国際、東OUTの3H(186YPAR3)において、右からの微アゲンスト、ピンがグリーンの右手前という状況、キャディの開人に何番がいいかチョイスさせたところ5Iで抑え目のチョイフェードを要求してきました。
そのチョイスが間違っているわけではありません。
じつは、その前のホールで178Yのセカンドでボクの放ったフルショットの6Iが、8Yオーバーしていました。
結果はいまいちでしたが、ショットはグッドショットでした。
そういった状況を踏まえたときに、このピンに対しての最善のチョイスは5Iの抑えたフェードより、6Iでのフルショットのほうが、同じ事をすればいいだけなので成功する確率が高いと言ってクラブをチェンジ
ボールはその前のショットと同じ手ごたえで、ピン手前2Yにピタリ
そして気持ちよくバーディーとなりました
そして開人に一言
「5と6どっちのが良かった?」
開人は「6Iですね」苦笑い。
結局、マネージメントとは、毎回状況の違うシチュエーションを的確に判断しながら、
いくつもある選択肢の中で、成功と失敗の確立を計算し、その状況で最善と思われる選択肢を選んでいくわけです。
当然、状況によっては成功確立が少なくても勝負をかける選択をする場合もあるし、無理をしないで、バーディーの確立が下がっても、ボギーを無くす選択をする場合もあります。
そういったことを全て瞬時に判断しなければいけないわけですから、視覚聴覚(場合によっては嗅覚)をフルに使って与えられる情報と自分の経験を加えて処理をするということを毎回課せられる訳です。
どんなにいいショットが打てても使い方(使い処)を知らないと宝の持ち腐れになってしまいます。
アカデミーの研修生達は、ショットの技術のわりにこういった部分が本当に弱いんですよ。
今日は、これ以外にも多くの攻め方や考え方をアドバイスしましたが、こういう機会をもっと増やして体だけでなく頭を鍛えてあげようと思います
研修生の田村、綾香、真琴、を連れて行きました。
開人がボクのキャディーを志願してきたので5人でのラウンドです
そんな中での出来事を1つ。
六甲国際、東OUTの3H(186YPAR3)において、右からの微アゲンスト、ピンがグリーンの右手前という状況、キャディの開人に何番がいいかチョイスさせたところ5Iで抑え目のチョイフェードを要求してきました。
そのチョイスが間違っているわけではありません。
じつは、その前のホールで178Yのセカンドでボクの放ったフルショットの6Iが、8Yオーバーしていました。
結果はいまいちでしたが、ショットはグッドショットでした。
そういった状況を踏まえたときに、このピンに対しての最善のチョイスは5Iの抑えたフェードより、6Iでのフルショットのほうが、同じ事をすればいいだけなので成功する確率が高いと言ってクラブをチェンジ
ボールはその前のショットと同じ手ごたえで、ピン手前2Yにピタリ
そして気持ちよくバーディーとなりました
そして開人に一言
「5と6どっちのが良かった?」
開人は「6Iですね」苦笑い。
結局、マネージメントとは、毎回状況の違うシチュエーションを的確に判断しながら、
いくつもある選択肢の中で、成功と失敗の確立を計算し、その状況で最善と思われる選択肢を選んでいくわけです。
当然、状況によっては成功確立が少なくても勝負をかける選択をする場合もあるし、無理をしないで、バーディーの確立が下がっても、ボギーを無くす選択をする場合もあります。
そういったことを全て瞬時に判断しなければいけないわけですから、視覚聴覚(場合によっては嗅覚)をフルに使って与えられる情報と自分の経験を加えて処理をするということを毎回課せられる訳です。
どんなにいいショットが打てても使い方(使い処)を知らないと宝の持ち腐れになってしまいます。
アカデミーの研修生達は、ショットの技術のわりにこういった部分が本当に弱いんですよ。
今日は、これ以外にも多くの攻め方や考え方をアドバイスしましたが、こういう機会をもっと増やして体だけでなく頭を鍛えてあげようと思います
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2007年03月01日 18:11 |
byどうも^−^/ on 2007年3月1日 @20時56分
個人では行くことの出来ない最高級のゴルフ場で毎年ゴルフを楽しんで
しまうのですが、今年は先生の仰るように考えながら、感じながらのゴルフ
をしようと思います。
でも18番だけは2オン狙わせて下さい(爆
byきんちゃん♂ on 2007年3月1日 @21時50分
番手をあげて楽に打つ事がすべてにおいてOKじゃない良い例ですねぇ〜
勉強になりました
僕も頭を鍛えなければ!
by答えを知るもの on 2007年3月2日 @9時05分
いつも成功するわけは無く、絶対に成功する判断方法は無いに等しいですね。
ただ、必要ない判断もあります。
例えば、競馬の騎手が鞭を打ち出すタイミングもそのようです。世界レベルの騎手である武豊は、実は鞭を打つ意味はまったく無いといいます。むしろ、鞭を打つことでバランスを崩しタイムを悪くしている可能性があるそうです。
競馬を見ている多くの人は、騎手が鞭を振らないと、本気でやっていないと勘違いするようですが、彼は鞭を振る回数が騎手の中で一番少ないそうです。彼は鞭などまったくいらないどころか、むしろ悪くなるといっているのです。彼は鞭を打つのは趣味の問題と冗談交じりのセリフで笑います。
見た目には、鞭を打って走る姿は、金をかけて目の色が変わった客サイドの目には一生懸命に見え、鞭を打たない彼のようなスタイルを否定するかもしれません。負ければ、本気でやっていないと、罵声を浴びるかもしれません。
そのような事を恐れずに、真に正しい選択をして結果を出す彼は これからも世界レベルの騎手である事が約束されていると思えてなりません。
byミスった関西 on 2007年3月2日 @10時26分