綺麗な芝生の広場でやるアップはとても気持ちが良いです。


ヨネトモとの練習で。


母が撮ってくれた写真は2枚とも
ボールの影?が・・・

ローハンプトン(予選会場)での練習初日。

グランドスラムで唯一本戦会場とは

違う所で予選が行われるのがウィンブルドン。

予選で負ければウィンブルドンには行けません。

目標は本戦に上がる事ではありません。

本戦で勝ち上がる事です。

あと2日練習して火曜日から予選がスタート。

今日は素晴らしいお天気の中午前午後と

練習する事が出来ました。

明日明後日も意識を高く持って

目指す所を見据えて 目の前の一瞬に

命を燃やしたいと思います。



晩ご飯はバスで10分くらいの日本食へ。

大好きなうな重食べちゃいました。

うな重も嬉しかったけど 冷や奴と

ホウレン草の胡麻和えが幸せだった~目がハート

日本食の素晴らしさって味付けの上品さ

だったり 素朴さだったりするな。

ご飯の進む濃い味もいいけれど

薄味で香りのいい上品な味を表現されると

はぁ~~って幸せな溜め息が出ちゃう。

恋みたいだね。


ところで、全盲のピアニスト 辻井伸行さんを

ご存知ですか?

先日その音色を耳にして その流れる旋律が素敵だったので

アルバム買いました。

朝の目覚めのひとときや寝る前など

心を落ち着かせたい時に、毎日聴いてます。

今も書きながら聴いています。

鍵盤の上を指という生き物がそれぞれの

意志を持ってそれはそれは滑らかに

浅田真央ちゃんのスケートのように

滑らかに滑っていきます。

指がもう私達の指とは柔らかさ滑らかさの

次元が違うようで 比較するのがそもそも

違うのでしょうが 聴いてて気持ちがいいです。

ただあんなに滑らかに動く指って

当たり前だとは思いますが もの凄い練習量

すなわち 指の筋肉?だったり神経だったりの

発達がものすごいのでしょうね。

身体もフェデラーのように強いからこそ

滑らかな動きが出来る、しなやかな強さ、憧れます。

アルバムを買ってから インターネットのニュースなどで

先日の大会で日本人として初めて優勝なさった

方だという事を知りインタビューを見させて頂いたのですが

大変感動致しました。

もし目が見えたら今何が一番見たいか?という

インタビュアーの質問に「まず最大のサポートを

してくれてる両親の顔が見たいです、でも

心の目で見えてるので大丈夫です」

だいたいこんなニュアンスで仰ってました。。

もっといろいろな経験をして器の大きな

ピアニストになりたいと仰ってましたが

それ以外のコメントの節々からとても素敵な

方というのが染み出ていました。

心の目で耳で見えないもの 聴こえないものを

感じ取ることができたら

美輪明宏さんも 目に見えないものを大事になさいと

仰ってます。

きっと目に見えないものも 波紋となって

目に見えるものに変化して行く というのも

あるかと思うので 多角的に努力することを

忘れたくないなって思います。

ただ、私の場合書いて 忘れちゃってる気が・・・

頑張ります!


そう、それと全盲のかたの紡いだ音楽を

理解したいと思い 近くなりたいと思い

目を閉じて感じ取ろうしてみました。

それで何が平等かをまた考えてみました。

辻井さんが目の見えない状態で全力で努力した

結果様々なものが 心の目で見えるようになって

できたもの。それを感じる私は 私に備わってる

全てのものを駆使して感じるのが私の全力である

のではないかなと 感じました。

私は目が見えるけれど それに甘えて

それ以外の部分で感じたり もっともっと

見ようとしたり 聞こえてる事に対しても

同じように甘えてる 伝えるという事に

関しても その方法が限られてる人と

比べるのもおかしいのかもしれないけれど

もしそうなった時に 後悔しないように

与えられてるものをもっともっと駆使して

感じよう 使って生きようって思いました。

何が平等かって 小さい脳みそで難しく考える前に

自分に出来る事精一杯やらないとね。

あぁこれって両親がいつも私に言ってた事だ。
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3件のコメント


  1. byタカアキ on 2009年6月14日 @14時02分

    里華さま、

    辻井伸行さんの優勝インタビューを聞かせていただきました。

    まったく甘えのない方だし、自分の夢に対して強い気持ちをもたれている方だと感じました。

    インタビューでは喜び、幸せにあふれた一面が伺えますが、2、3歳のころから、17、18年間、想像をできないほどの努力と苦難を乗り越えられてきたのではと思いました。

    一日だけ目が見えたら何をみてにたいか?と記者が質問されたのは、非常に失礼な質問であったと思います。 たとへば、画のコンクールで、音の聞こえない画家が優勝したとしたら、その方に、1日だけ、音が聞こえたら、何を聞いてみたいかなど、全く聴力のない方に聞くべきかと思いますか?

    しかし、失礼な報道関連の方からの質問にも素直に正直な答えをされ、「でもこころの目で見えるから満足している」・・・と答えら、彼のふところに広さをうかがわせるところが、素敵です。

    どんなことにも不満を言ったりしない方だろうなという感じがします。

    辻井さんの語られていることばから感じられる彼のこころの素直さに感動してインタビュー聞きながら涙がながれました。

    http://www.youtube.com/watch?v=tPp5F1pqQ9k&NR=1

    タカアキ

  2. byオジサン5号 on 2009年6月15日 @3時34分

    辻井さんのニュースは、日本では大きく快挙として
    取り上げられてました。
    才能を大事に生かされてると感じました。
    大切なのは、心で感じ捕らえ受け止めるそういうことなんだと。テニスもしかりかな。
    日本食は、素材を大事にしていて繊細ですね。
    昆布をさっと湯に通すだけのこんな出汁のとり方は
    日本だけという気がします。

    さて、ウィンブルドンですね。本戦で勝ちあがれるよう
    こちら、繊細な大胆な日本から応援してます。

    ところで最初の写真で空に向かって掲げているのは
    ボール、地球、心?

  3. by藤原里華 on 2009年6月15日 @16時59分

    オジサン5号さま、あれは元気玉です。

    タカアキさま、そうですね。私も涙が出て来ました。失礼な質問てあると思いますが、どんな質問にも素直に応えられるって素敵ですよね。