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強行スケジュールでハワイ弾丸ツアーをしてきました。といっても3泊5日。普通ですね(笑)

さて、ハワイで格闘技と言えば誰を、何を思い浮かべるでしょうか。
日本人にとって最も身近な外国のリゾート地であるハワイでは、毎年夏休みの時期に合わせるようにK-1がWGPシリーズの大会を開催しています。
今年はハワイ出身の元横綱・曙がプロモーターとなっていました。
そう、これまではハワイと言えば、曙、武蔵丸、小錦に代表される相撲のイメージが強かったかもしれません。

しかし忘れてはならないのは、やはりというべきか、MMAです。
ハワイでのMMAの歴史は長く、黎明期は修斗公式戦が現地大会の「SUPER BRAWL」で行われて、以降ローカルの大会が実はコンスタントに行われてきています。

今回現地のブックスタンドで発見した格闘技専門誌のタイトルは「MMA HAWAII」。中身を見るとハワイの大会や選手に特化され、メジャー級選手のハワイ訪問時の様子などもあり。
mmahawaii.comのウェブサイトもあるので興味ある方は覗いてみては。

アメリカ本土でのMMA隆盛はハワイにも及んでいるようで、格闘技をモチーフにしたアパレルブランドの世間への浸透が目につきました。

UFCのオフィシャルスポンサーでもある老舗ブランド「TAPOUT」は全米でポピュラーなスニーカーショップ「Footlocker」に大きなコーナーを設けてラインナップ展開しているほど。
今回の滞在中ホノルルの街角で何人のTAPOUT着用者を見たことか。

で、本稿の主役・BJペンについて。
サーフショップの店頭にBJ・ペンのシグネチャーモデルのTシャツやキャップがコーナー陳列されているではないか。サーフブランド「RVCA」によるコラボモデル。
これはいい記念と、商品を購入しようとレジに行くと、
「オー!BJペン!彼は最高だね!」
とリアクション。しばしBJ話で盛り上がりました。

で、別のロックアパレルショップでは、格闘技アパレルブランドの「CAGE FIGHTER」が置かれ、BJとチャック・リデルのシグネチャーモデルが。
ここでもBJモデルを選び、レジに持っていくと、前と同じ大きなリアクション再び。
「BJはみんな好きだよ、グレートだ!」

MMAの普及に合わせて、その最高峰・UFCの頂点に立つBJ・ペンの存在が地元で讃えられる。これは実にナチュラルな広がり方だし、いい形ではないか。

来年1月のUFC第一弾でジョルジュ・サンピエールとの再戦が決まっているBJ・ペンへの熱がハワイから全米に伝わり全世界へ。
そんなハワイのMMAの源泉を垣間見してきたのでした。
[Web全体に公開]
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