今日は桃子のプロミスの練習ラウンドに行ってきました。
いろんなことを考えさせられた1日でした。

さて、女子の世界において日本のゴルフと世界のゴルフ。
その実力は近づいているのでしょうか、遠ざかっているのでしょうか

確かに藍ちゃんは活躍していますが、でも遠ざかっている。それがボクの結論です。

具体例をあげます。
確か南米パラグアイ出身の選手にグラナダという選手がいます。
この前、しのぶと一緒に練習ラウンドを回ったのですが、しのぶや桃子と同い年のルーキー。ただ身長はしのぶや桃子よりも低い150cm台。まして飛距離ではしのぶよりも20ヤード(桃子より30ヤード)は置いていかれる、いわば「飛ばない選手」の代表格です。

その選手がいま、賞金ランクで20位台につけています。その理由はなんでしょう?

しのぶと一緒に練習ラウンドを回ったときの彼女の真剣さと、彼女を勝たせようとする周囲のチームワークにボクは圧倒されました
US・LPGAでも、練習ラウンドで打てるのは2球と決まっています。

ところが彼女は、後ろが詰まっていないとみるや、納得いくまで5球、6球とアプローチの練習をするのです。もちろんパターの執念はものすごいもので、これでもか、これでもか、と練習する。
練習ラウンドではもうひとりのキャディを雇い、普段はキャディを務める彼女のお母さんは、グリーンの中央に立って距離を測定、グリーンのアンジュレーションも完璧に計算する。こういうことを毎試合、やっているんです。

誤解されては困りますが、他の選手に迷惑をかけない範囲内で、これだけのことをやるんです。だから彼女が3球打とうが4球打とうが、誰も文句はいわないし、問題にはなってはいません。

さて、なぜボクがこういうことを言うのかといえば、日本ではこれ全部、違反なんです。コーチが練習ラウンドの本グリーンに乗ることも禁止なら、練習グリーンでキャディがボールを拾って投げ返すのも禁止、なんでも5万円の罰金だそうです。もちろん、練習ラウンドで3球打つなんてとても、とても…。

はっきり言いますが、日本の女子のレベルは世界より低いんですよ。確かに藍ちゃんは頑張っている。でも藍ちゃんに続き、藍ちゃんを越す選手を育てるためには、グラナダより真剣に、たくさんのボールを打たなきゃマズイんじゃないですか? 
アニカは練習グリーンで真剣に練習しています。コーチやキャディがボールを投げ返し、1球でも多く、打たせています。
さて、みなさんはボクの意見、どう思います?


まあ難しい話はともかく、頑張っている若い選手の笑顔が励みですねわーい(嬉しい顔)

いま、売出し中のヨネとアイティこと吉田藍子です。



写真のように、今週はVの気配?の桃子。



馬場由美子ちゃんのパターは、ホント、かわいかった!



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2006年06月21日  [Web全体に公開]
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2006年06月20日  [Web全体に公開]

3件のコメント


  1. byプロミス on 2006年6月22日 @0時54分

    馬場由美子さんは馬場ゆかりさんの妹ですね。

    プロテストは上田桃子、諸味里しのぶと同期ですね。明るくはきはきしている印象があります。

    馬場ゆかりプロは最近少しぽっちゃりして自身のブログでも「このままだと、牛になっちゃうよ〜」と書いておられます。

    ・・・それはさておき、写真はウォーターヒルズの練習場ですね。ここはティーチングプロ選手権が行われるフラットなゴルフ場ですね。

    近くには東条湖や東条湖ランドがありますね。

    東条湖でボートを借りて釣りをしたことがありますが、釣れる気配がありませんでした。

    女子ゴルフと男子ゴルフは全然違うものと思っていますが、ボールをたくさん打つ方が練習として効果的な場面も多いと思います。

    ただ例えば岡本綾子さんのスイングなんかは、絶妙のリズムで打っておられますから、ボールをたくさん打つよりもリズムを整える練習の方が効果的かなと感じます。

    まあ、世界一美しいスイングなんて言われてた時代ですが。

    今の時代はボールやらクラブやら高性能で、人間の力の勝負が見られないのは寂しい限りですが、タイガーのようないつの時代でも通用するゴルファーがいるといいですね。

  2. bymoonlight on 2006年6月22日 @5時30分

    先日良郎さんが樋口会長に対しての問題発言報道されたのも

    そんな内容の事だったようですね。

     現状の規則は何の抑制や改善するために

    設けられているのでしょうか?


  3. bytaka19660804 on 2006年6月22日 @6時04分

    moonlightさんと同様



    横峯パパが、樋口会長を批判した内容が週刊文春に掲載されていました。



    横峯パパは、後に「樋口会長を尊敬しているし・・・」と繕っていましたが、私は良郎さんの言い分は、当っていると思っています。



    何でも規制規制と縛っていては、個性が伸びないと思っています。



     青木功さんのエピソードですが、幼い頃には我孫子GC?だったか名称には自信がありませんが、早朝にコースへ忍び込んで練習ラウンドをしていたそうです。



     また先日の波乱万丈という日テレのテレビ番組では、横峯パパの特集でした。普通の方々からすれば、かなり異端な良郎さん(ゴルフは素人)ですが、3人姉妹のうち2人をプロに育てて、そしてさくらちゃんは、御存知の活躍です。



     私は優等生よりも異端児が、大好きです。個性豊な人が大好きです。(優等生が嫌いという意味では無く、より異端児に魅力を感じるという意味):異端といっても周囲に迷惑を掛けない範囲を言います。



    片山選手のファンサービスでのパフォーマンスも大好きです。



     江連さん、グラナダさんのような良い意味での異端児を育成してくださいネ[まる][まる]