今日はNina・Bratchikova選手に６－２、６－２

で勝ちました。

昨日の彼女の試合を見ていてとてもタフな

プレーをしていたので今日はギアを上げなくては

ならないと考えていました。

試合を勝ち抜く為には良いテニスをするだけでは

なくて本物を目指す姿勢を相手に見せ

結局の所相手より一つでも多く返球する必要が

あります。

自分が自分の素材を生かし勝てるテニスとは

何なのか、自分のプレーを知る事。

どうやったら強い選手になれるのか。

昨日は暑さのため試合時間は短くて済んだのですが

少し身体の張りを感じたので今日の試合に向けて大事なのは

何時間でも走り続けることだと

思ったので試合後は積極的休養にあてました。

そのかわりもう一度自分のテニスを見つめ直しました。

昨日はどうも浮き足立った感じがしてボールへの

入りが安定していない。

課題山積みの試合でした。

自分のテニスを見つめる上で一つヒントもありました。

「オシムの言葉」という本です。

彼の追求するサッカー＝走るサッカー

彼は走れない選手は使えないと言う。

やっぱりスポーツの基本ですね。

とにかくスタミナに絶対の自信を持つ事

体力をケチらない事。体力に余裕があるから

余裕のあるショットが打てる、走って追いつける

自信があるから角度のあるリスクを伴う

ショットが打てる。

速く走りいつでも相手チームよりボールに

早く近づけるパスが出し易い

余裕のあるパス回しが出来る

よって自分で持って走る　という選択肢もできる。

私は走り込みもやってる　体力には自信がある

試合をこなしても疲れない。

ただ試合で体力をケチる癖があった。

ケチるというと響きが悪いし自分ではそんな

つもりも無かったのだけれど　勝負を焦るとは

結果的にはそう言う事だと思う。

ファーストを良い形でとってもセカンドに入った時に

その形「自分がどういう形でポイントを

取ったかという残像が頭にあるので　

それを求めて焦ってしまう癖があった。オシムさんが

「システムでサッカーをするのではない」

と語る部分を私はあくまでこう解釈した。

システム（流れやできあがった形）を求めるのではなく

泥臭く走って走って足でポイントを稼ぐ

一発エースを狙うプレイスタイルではないのだから。

決して守ると言う意味ではなくて　足で

攻めて行く。　それが形になれば　いい。

こんな当たり前の事が　わかるまでに随分と

時間がかかった。

無意識でできてる時もある。

ただ　これら全ては私の両親が私に小さい頃から

教えて来たテニスだと思う。

いろいろな紆余曲折を経て自分が理解することが

大事だと思っている。

明日の相手はセルビアのJovanovski選手。

ハングリーだし攻撃力もあるしランキングも私より

上。私はチャレンジャー。

余す事無くコートを広く使い、自分も相手を辟易

させるくらい走って頑張りたい。


あぁ

ランチのカレーが辛過ぎて唇が真っ赤になっちゃった。

今からお昼寝して練習に行ってきます。

明日も試合開始が９時半！

早いけどその後だと暑くなってしまうし

なるべく日本時間に近い感じで行動するよう

にしてるので問題ないかな。

明日の夜の便で帰りそのまま豊田入りします。

では、インドに向かって気を送って下さい！

よろしくお願いします！