日刊K-DOJOを見た方は分かると思いますが、この前の土曜日の試合で左の足首を骨折してしまい、しばらく欠場する事となりました。　　　　　　　　　　　　王者に勝つ為に捨て身の攻撃に出た結果、自分の足も破壊するという。もう情けないやら悔しいやら。

とりあえず現時点での自分のレスラーとしての未熟な点がハッキリと出ました。

でもやってしまった事をくよくよ後悔してても仕方がないので、この教訓を活かして復帰したら同じ過ちを繰り返さないようにせにゃいかん。

だから今は復帰に向けて頑張るのみ。

って言っても骨折してまだ一週間も経ってないわけで、当然トレーニングなどできるわけもなく生涯初となる松葉杖生活に四苦八苦しております。

そして一人で出来ない事は周りの人達に助けてもらってる毎日です。

本当に人間って勝手なもので、毎度体調を崩した時にこそ普段の健康で不自由なく暮らしてる事のありがたさが分かるねぇ。

それと人の優しさが身に染みます。

もうこりゃ人生の中での試練の時期なんだと思って、復帰を目指してやっていくしかないっすわ。

復帰した時には人間として何かが変わってるかもね。いや、分からんけど。

夜、道場へ行くとなんだか寂しい気が…。

だってキム君が朝イチで帰国しちゃったからね。　　　　　　　　　　　　　　　　でも彼が言うには、また近いうちにカイエンタイに来るそうなので。だからなのか、ただ忘れたのかは分からんけど微妙に私物が置きっぱだったし。

それに空港まで送っていった連中の話を聞く限りでは全く感傷的な別れ方もしてないので、必ず舞い戻って来るんだと思います。

そしたらまた辛いチャンコとか作ってくれるのかねぇ。

ちなみに僕は辛い物が苦手なので、キム君の作ったチャンコは食べれなかったっす。

なぜ韓国の人は何でも辛くするのだろうなぁ？

そういや日曜の興行のインフォメーションコーナーで石坂氏が突然の引退発表をしてました。　　　　　　　　　　　　どうやら来月の21日がラストマッチになるみたいっす。

石坂氏は変態だけれども狂暴な一面も持っているので、僕が練習生の頃はしょっちゅうシバかれておりました。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　デビュー後は同じチームで一緒に戦ったり、他チームとして抗争したり、お酒を奢ってもらったり、また忘れた頃に抗争したり、そしてお酒を奢ってもらったり。

なんだかんだで僕のレスラー人生の中では絶対に外せない人間の一人です。良きスポンサーです。

残り約一ヶ月の現役生活となるわけですが、悔いの残らないように完全燃焼してもらいたいですね。

僕もお世話になった先輩に対する恩返しは何かしらしてやりたいと思います。

っていろいろと書いてみたのですが、本当は一昨日にたまたま道場で撮る事ができたバカボンのパパみたいなポーズで寝てる石坂氏の写真を早く晒してやりたかっただけ。

昨日はBFで十嶋さんと組んで久々にオメガの火野＆カズマとの対戦。

情けないやら、悔しいやら、もう完敗でした。

だって試合中に失神して、気が付いたら控室で寝かされてたからね。

今の時点では試合の映像も視てないし、どんな事してたのかなーんも記憶が無いです。

興行前に親子三代祭りのパレードに参加した事も遠い昔のような感覚でしかないっすわ。

だからいっぱいネタがあった日だったけど、書く事無くなっちゃった。

とりあえず情けない姿を晒したと思うので、ここから挽回できるようまた出直さな。

先日、朝起きて出掛けようと思いましたら僕が愛用している原付の後輪が見事にパンクしておりました。

それはもうペッチャンコ。その前日からタイヤの空気が甘いとは感じてはいたのですが、まさかパンクしていたとはねぇ。

「タクシーでも使ったれ」とも思ったのですが、どーせ近いうちには修理せにゃならんのでそのまま原付を押してバイク屋まで歩く事に。面倒な問題は早めにクリアしたいじゃん。

でもバイク屋がひじょうに遠いのですわ。普通に徒歩でもダルい距離なのにパンクした原付という重り付き。

そして夏のよく晴れた真っ昼間という最悪の条件。気が遠くなります。

気を持ち直して歩き出したのですが、汗っかきの僕なんで速攻で大汗っす。さらにパンクした原付が本当に重い。

しばらく歩くと腕も足もだいぶキツくなってきました。「これは良いトレーニングになる！」なんて爽やかクソ野郎的な思考なんてもち皆無。

しかし前日の夜にコンビニで“はだしのゲン”を買って読んでいたので、中岡家の皆さんの苦労に比べたら…と思ったら頑張ってバイク屋まで到達できました。

結局タイヤの溝もツルツルになってしまっていたので、総とっ替えで9千円の出費でございます。

汗だくになって原付を押しながら長距離を歩いて9千円の出費…ハァ〜ついてないわ。

その日の午後、テレビで29歳のセレブな女社長が紹介されておりました。僕と歳変わらんよ。

その生活のスケールのデカさに驚愕。9千円で落ち込んでた自分を恥じました。

しかもこの人がパンクした原付を押して歩く事なんて絶対にねーし。