きたる11月8日の後楽園ホール大会で全日本キックが全試合K-1ルールでの開催を発表したが、この発表に驚きはない。むしろもっと大胆にK-1の名を冠にしてしまってもよかったのではとさえ思う。
K-1で活躍する日本人キックボクサーの多く(というかほとんど)は全日本キックでキャリアを積んできており、今年本格開戦した60kgリミットのK-1ライト級はまるでそのまま全日本キック。
過去二回に渡り全日本キックで開催された60kgトーナメントは、まさに全日本キックの独壇場企画であり、キックボクシングというジャンルを守り抜く砦としての存在を証明していた。
そんな全日本キックは流行に敏感かつチャレンジングな姿勢で“キックボクシング”の枠を広げてきた。
K-1の世間浸透に合わせて本戦3ラウンドに延長戦を加えた「サドンデスマッチ」を早くから導入したり、ヒジなしルールも柔軟に取り入れていた。
片やムエタイとの全面対抗戦あり、また本来のキックボクシング道を貫く5ラウンドのヒジありキックルールあり。
しかし世間ではもはやキックボクシングよりもK-1の名前が大きいのは悲しいかな現実。ならばここでK-1の名を使ってライト級を牛耳る大チャンス・・・としてもよいところが、あくまでも全日本キックボクシングというのがジャンルの盟主の維持か。
キックボクシングの逆襲を心の奥底に秘めたキックマニアのために、全日本キックには仕掛け続けていってもらいたいものです。
K-1で活躍する日本人キックボクサーの多く(というかほとんど)は全日本キックでキャリアを積んできており、今年本格開戦した60kgリミットのK-1ライト級はまるでそのまま全日本キック。
過去二回に渡り全日本キックで開催された60kgトーナメントは、まさに全日本キックの独壇場企画であり、キックボクシングというジャンルを守り抜く砦としての存在を証明していた。
そんな全日本キックは流行に敏感かつチャレンジングな姿勢で“キックボクシング”の枠を広げてきた。
K-1の世間浸透に合わせて本戦3ラウンドに延長戦を加えた「サドンデスマッチ」を早くから導入したり、ヒジなしルールも柔軟に取り入れていた。
片やムエタイとの全面対抗戦あり、また本来のキックボクシング道を貫く5ラウンドのヒジありキックルールあり。
しかし世間ではもはやキックボクシングよりもK-1の名前が大きいのは悲しいかな現実。ならばここでK-1の名を使ってライト級を牛耳る大チャンス・・・としてもよいところが、あくまでも全日本キックボクシングというのがジャンルの盟主の維持か。
キックボクシングの逆襲を心の奥底に秘めたキックマニアのために、全日本キックには仕掛け続けていってもらいたいものです。