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谷川さんのTwitterでも触れられているように、近々に日本の格闘技専門誌がひとつ休刊になってしまうそうです・・・

どの雑誌でしょうか?

昨今の不況の前から、ネットの台頭により、雑誌、新聞などの印刷物は苦戦の真っ最中。
購買部数の低下にともない、命綱である広告収入の低下は顕著です。
実際にインターネット広告は雑誌のそれを上回りました。

ただし、広告や販売だけが要因ではないはずです。

ネットでもブログやSNS、ツイッターなどのサービスを個人が活用し、これまで紙面・誌面で書いてきた専門家を凌駕する知識と情熱で書き綴り、そんな個人の意見がダイレクトで世界中の人々に伝えられるようになり、個人のサイト自体が立派なメディアバリューを持つようになってしまっていることが大きな変革となっているはずです。

そこで専門誌の役割は何なのか。
専門誌たるメディアだからできる、そこにしかできないことをどこよりも多く発信し続けなければなりません。

格闘技で言えば、プロモーター、団体自体のサイト、選手自身のサイトが、ジャンルメディア以上にダイレクトなメディアになってしまいます。

何事も個人が作っていくもの。
雑誌自体もその作り手の顔と思いと熱が伝わるものでなければ淘汰されてしまうのかもしれません。

しかし、今までは雑誌は紙での表現でしたが、今の時代は紙でない表現方法に徹して再出発すればよいのです。
それがどんな形なのか。

iPhoneなのか、Kindleなのか・・・

ちなみに私は過去20年分の格闘技雑誌を全部コレクトしています。
紙には紙の良さがありますが、過去の全てを気軽にPCや携帯端末で見れたらなーと願う気持ちのほうが強かったりします・・・
[Web全体に公開]
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