1日に四季があるとはよく言った

ものだなぁと メルボルンに来るといつも

改めて感じるのよね

朝は夏用のウォームアップでカフェに

行くと寒くて

油断して練習の時に日焼け止めを肩に

塗り忘れると夜痛くてなかなか寝付けない

夕飯時に寒がりの私なんかは

長袖2枚が丁度良い

でも日差しの強さはやっぱり半端じゃない

日に日に顔が焦げて 美しいの反対になる

乾燥もひどいので手足にいくらボディークリームを

塗っても間に合わない。

日照りの続く砂漠地帯に田んぼを作ろうと

いくら水を引いてきても乾いてしまって

良い土が育たない そんな感じ

お肌は環境がかなり影響力を持つ

テニスと同じようにベストを尽くすしかない

テニスは日に日に良くなっている気がする

もっともっと妥協しないでボールの真後ろに

足を運ぶ事を徹底しなくては行けないし

入ったところで重いボールを打ち続けないと

いけないから より早い準備が求められる

でも先週痛めた足もすっかり良いし

頭も充実してるので

やるべき事を一つ一つやっていけば良いと思う。

選手も2日前には数えるほどかいなかったけれど

今日には添田くん伊藤くんもきてたり

続々と増えてコートが一気に埋まってきた

昨日までは2時間取りたかったら

ご自由にどうぞとって感じで使わせてくれたけど

もうそうはいかない

母が炊飯器を持ってきてるのよね

炊飯器と言うより 電熱で使える小さな

お鍋 

ご飯だと2合くらい炊けて

毎日お握りを作ってくれる

この年になってやっと梅干のよさが

わかって来て というわけで梅干が

中身なのね

でも梅干初級者としてはやはり甘めの

が好きで まだ酸っぱい梅干を食べるのを

想像するのは苦手だ

あの酸っぱい! きゅーって肩を縮こめて

肩の張る感じが疲れを催す

別に実際疲れるわけもないんだけど

そういう感じがつまり苦手ってこと

なんじゃないの かなぁ


こっちに来て3冊の本を読んだ

1冊目は「看護婦が見つめた病むということ」

病むって言う事 身体がおかしくなったり

精神がおかしくなったりって 

やっぱり健康と紙一重で

みんな そうならないように努力したり

するけど やっぱりちょっとしたことの

積み重ねで 行きたくないと思ってた

逆側の世界 病院のお世話になる側

の世界に踏み入れてるものなんだよね

と思った

そういう病んでる人たちばかりと毎日

付き合う看護婦さんという職業は

メンタル的にとても大変だろうなと

改めて思った

2冊目3冊目は 吉本ばななの

「アムリタ 上下巻」

吉本ばなな さんの本は昔から

好きで 登場人物のナチュラル等身大

自由なんだけど不自由そうで 

死がすごく身近なんだけど 

それが自然に描かれてる感じが

好き

でも今回の本の文庫版出版に

あたって本人が書き足したっていう部分が

(単行本出版から3年たっていて

本人が当時の内容にプラスしたかったらしく)

でもそれが 変に現実的で嫌だった

小説が小説で終わる為には

私的には曖昧な素敵なままで

終わって欲しかった

人間らしい汚い部分が見たくなかったという

わけではなくて 余韻のある感じが

好きだったから

未熟さには未熟さの良いところが

あって それを何年後かに

いとおしいと思う瞬間があるじゃない

そういうものって大事な気がする

命をその時その瞬間に 大なり小なり

爆発させて人は生きてるから

その 光だったり影だったりは

そのまま残しておけば良いのだと思う

明日は明日の風が吹くように

今日は今日の感覚を大事にして

燃やせば良いのだと思う

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