けっきょく試合までに体調を万全にする事は叶わなかったです。しかしこんな時に1000と3000での2試合…。でも自分の体調管理が悪いと言われたらそれまでなので何とか気合いで乗りきりました。
大石とアップルさんという自分よりも体格の小さい2人との2試合だったのですが2人ともその体の小ささをカバーする技術と頭を持っているのでけしてラクな試合ではなかったです。
とくにアップルさんの諦めない心と気迫は自分も気付かされるモノがありました。試合には勝ったけど勝負には負けたといった感じです。だから最後はそんな食い下がるアップルさんに敬意を表して自分も渾身の36ハンマーを叩き込んで押さえました。ちなみにその36ハンマーですが自分はデビュー戦の時から使い続けてます。よく新日本の中西さんから盗んだと思われがちですが実際のところは自分がまだデビュー前の頃に当時Kの石田純一と呼ばれ練習生のコーチ役をしていた大石から授かった技です。自分の記憶が正しければその頃はまだ野人ハンマーというものはなかったはずです。…うん、多分…。  そんな36ハンマーの生みの親ですが今や純一から狂乱のダンシングマスターと化してしまったので何も感傷深い気持ちなどないですが。
僕も巨大なレスラーではないので自分よりも大きな相手と戦う事はもちろんあります。でもその時に今日の2人のように立ち回れるかと思うと色々考えさせられる2試合でした。
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