朝起きて母親が炊いておいてくれた

ご飯でおにぎりを握る。

今までは熱いからというのと

手にくっ付くという理由でラップで

握ってたけど 読んでた小説の

人間の手で握ると人間のホルモンと

おにぎりが何らかの化学反応を

起こしおにぎりが美味しくなるとの

一節を読みあっさり感化され

素手で握ってみる。

すると 里華の握ったおにぎりはおいしいっと

母親から太鼓判を押され

あっさり母の手のひらで転がされたように

朝 「里華 ご飯炊いておいたよ~

里華のおにぎり食べたいな~」と

母親が言い残しわんこの散歩へ出掛ける。

なんだかなぁ~と思いつつ 

自分もあの美味しいおにぎりが食べたいなぁ

と握りだす。 愛情込めてフェロモンならぬ

ホルモン(んなもん出るか?)出ろ~と

やさしく 手の中で三角に転がす。

ころーん ころーん ほわっほわって。

美味しいお海苔巻いて 。ほら

力沸いて来たよ。お握りってダントツで

腹持ちいいし パワーが出る。


ワンコの散歩から帰ってきた母は

「わ~い、

でも 玉子焼きも焼いておいてくれる

イメージだったのになぁ」って 。。。

でもやっぱり自分も食べたいから

焼きだす。

私が一番最初に覚えたのが中一の

時に忙しい母に代わって自分で作ってた

お弁当に入れたかった甘い玉子焼き。

他のおかずは 残り物や焼いただけの

ウィンナーや冷凍のコロッケだったりしたけど

玉子焼きはダントツで自信作だったなぁ。

私最後の晩餐で食べたいのは

母親の作ってくれたお弁当なんだ。

なんとも豪快で美味しいんだよね~

明日はオッフ~♪

嬉しいぃ~

なにしよ。

なにもしない をする。

よていはみてい。

あ、そうそう クローズドノートっていう

本読んだ?

すごくいいよ。

悲しくて 優しくて 温かくて

素敵な人間の愛の話。








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