格闘技コラムメディア『STAND』のコラムがSPORAでも読める! STAND代表・シンジニシムラが日米を中心とした世界の格闘技シーンをタイムリーに斬っていきます!
ご存知の方は、ありがとうございます。
が、おそらくほとんどの方はご存知ないと思うのでここでご紹介させていただきますが、2年前の更新を最後に休眠中のPODCASTがございます。


STAND格闘技RADIO


というタイトルで、弊社運営インターネットメディア『STAND-WORLD FIGHTING GALA』のポッドキャスト版として、ラジオネーム「ダストリバー」先輩のご協力のもと約2年、ちょうど100回に渡って続けてきました。


おそらくプロレス系を除いて、一応、日本で初めての格闘技専門ポッドキャストだったはずです。
しかし、日本語では日本人対象に限られるので、iTunesのようなワールドワイドサービスにおいては世界規模にはいけないなーというジレンマと、英語で流暢に同じことができればという悔しさがありました。


ラジオ自体はかなり自由に喋らせてもらってまして、当時のタイムリーなネタをなるべく取り扱い、面白おかしく取り組ませていただいていました。


中でも、”秋山ヌルヌル検証”や”HERO'Sの所英男戦の大興奮実況”、”PRIDEラスベガス大会現地リポート”などは自分で聴いても楽しくて、メールなどで反響も多くいただきました。


単純に2年も休眠しているのは、何気にかかる手間と(怠惰でごめんなさい!)、どうせやるならYouTubeなどで顔出しのビデオ版にしたいなーという秘かに前向きなネクストステップ案を心の奥底にしまったままにしているからです。(ということにしておいてください・・・汗)


で、前置きが長くなりましたが、今日iTunesで楽曲購入のついでに、そういえば『STAND格闘技RADIO』はどうなっているのかなと何気なく検索してみたら・・・


なんと、まだ、”トップオーディオPODCAST”の38位にいるではありませんか!
正直、びっくりです。
もう2年前のものなのに、です。
これが”ロングテール”というものなのでしょうね。


ということで、101回目以降は上述いたしましたようにもっと身近なバージョンでやってみたいと計画だけはしていますが、開始時期ははっきりと未定です・・・


ですが、もしこれでご興味を持っていただけたならば、以下の手順で聴いてみてください。
感想もいただけたら幸いです。


■iTunes
iTunes Store → Podcast → スポーツ/レクリエーション → プロ → トップPODCAST でどこかにいるはずです(笑)

もしくは右上の検索窓から「STAND 格闘技」と打てば直接画面に行き着けます。

■ポッドキャスティングジュース
http://portal.podcastjuice.jp/dirretrieval/feed_detail.cgi?categoryid=10&blog_id=12498&slisttart=0
このリンクから直接アップされている一覧に飛べます。この方が楽ですね、失礼しました。


それでは、休眠中の『STAND格闘技RADIO』をよろしくお願いいたします!
[Web全体に公開]
| この記事のURL
第二次UWF時代、博多スターレーン。
レガースを外したほぼグラップリングマッチで「スパーリングじゃないんだから」と先輩レスラーからは責められるもファンには受け入れられた。


パンクラス時代、両国国技館。
互いに信じた”理想郷”で遂に雌雄を決し、ブランドイメージ通りのハイスパート&ノンストップな秒殺劇に満足度は最高潮に達した。


それから15年。


純粋なプロレスの舞台でまさか両者が再会する。
この間、複雑な関係になったことがなんとなく分かる。


船木はヒクソンに敗れ、現役引退。そしてパンクラスからも離れる。
やがて格闘技に復帰。しかし目立った結果は残せていない。


鈴木はパンクラスの名を背負いながら、プロレスラーとして各団体を股にかけた。
ベルトを腰に巻き、年間MVPにもなった。大物の地位を掴んだ。


船木の選択は全日本プロレス入団。
まさか、どうして、鈴木との接点ができた。


久方ぶりの交わりの地は両国国技館。
タッグながらも大方の興味は2人に集中していた。


3度目のシングル戦、全日本プロレス、横浜文化体育館。
鈴木のお膝元で、プロレスらしく反則暴走の不透明決着。


以来タッグでは何度も相まみえ、船木が王座奪取という付加価値ができた。
鈴木は船木に対して暴走をエスカレートさせた。


そこで鈴木が持ち出したネタが”金網”である。
逃げ場のない完全決着のため。


パンクラス時代にUFCに出撃していたなら・・・の金網ではない。
俗に言う”金網デスマッチ”。流血戦は必至だ。
しかしその血は凶器によるもの。


なんという振り幅。
あの頃の理想郷とは真逆の世界で、プロレス〜格闘技移行期の象徴的存在同士が一騎討ちとは。
ところも同じ、両国国技館。


私はこれも、ハイブリッドのひとつとして捉えたい。
”ハイブリッドレスリング”という響きがとてつもなく好きだった。


船木と鈴木のハイブリッドストーリー。
こんなことができてしまうのがプロレスの魅力である。
パンクラスもプロレスなのだ。


ならば、その筋を貫いている者のほうが強い。
今度は鈴木が船木に白目をひんむかす番だ。
[Web全体に公開]
| この記事のURL

2件中 1~2件目を表示


1