こんにちは!田中幸雄が2000本安打達成して数日経ちますが、
今回札幌に来て彼の偉大さを改めて感じました。
それは2000本という数字もそうですが、彼の練習態度です。
今、札幌ドームに来て見て下さい。
どんな若手よりもノックを受けて、体を動かして、元気なボールを投げています。
僕も経験があるから分かるのですが、ベテランになるとある程度練習を任されて
自由に出来るのですが、田中幸雄はその自由を練習時間にあてています。
本人は「体を動かさないと逆に体が動かなくなる」と言ってますが、
中々頭で分かっていても出来ないのが35歳を過ぎた選手です。
今シーズンは「ここ数年で1番調子が良い」と言ってますが、
その努力が実ってきてるのだと思います。
交流戦2戦目の昨日も決勝2ラン!
そしてヒーローインタビューと苦労したこの何年かぶんのお返しが来ています。
野球界には、才能がある者ない者、才能があっても努力しない者、
才能がなくても努力で何とかする者、色々は形がありますが、
幸雄はまさに才能を努力で開花させた選手でしょう。
昨年、小笠原の練習を子供に見せたらいいとこのコラムで書きましたが、
今年は田中幸雄を見に行きましょう。
幸雄の場合は子供だけでじゃなく、仕事で疲れてる、悩んでるお父さん達にも
良い刺激になる筈です。
40歳のスーパースターをみんなで応援しましょう!では!
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こんにちは!いよいよ交流戦がスタートし、ファイターズはジャイアンツ相手に連勝!
2度目の開幕とも言えるこのシリーズで良いスタートが切れました。
打線の名前や迫力を見ればかなりの差がありますが、野球はやはりピッチャー!
グリン、ダルビッシュ共に最高のピッチングをしました。
特にダルビッシュは今や日本一の投手になりつつあります。
ボールそのものは既に最高ランクですが、あと問題があるとすれば、
マウンドで喜怒哀楽が表情に出る事です。
まだ若いのでそれも可愛く感じますがいずれその辺りの精神面が課題になってくると思います。
良い時はそれでも良いのですが、調子が悪い時に表情に出てしまうと
守ってる野手が不安になったり神経質になったりします。
僕の良い投手の頭に常に野茂がいるのですが、彼はどんな時も表情に出しませんでした。
ゲームが終わって勝った瞬間にニコッとする程度でゲーム中は表情一つ変えません。
それは相手に読まれるという事といいピッチングができて当たり前という
彼の自信というか信念でした。
ある時「なんであんな場面で三振取って喜ばないの?」と質問したら、
野茂は一言「当たり前と思ってます」。返す言葉がないどころか
質問した僕が恥ずかしかったのを覚えています。
人それぞれ野球観があるので押し付ける事はしませんが、
ダルビッシュもいずれはその境地に立てるピッチャーだと思います。
今年のキャンプのインタビューでダルビッシュは世界一のピッチャーになれると
本人に話したのですが、それも着実に近づいて来ています。
メジャー希望のないダルビッシュですが、
是非、世界ナンバー1の投手になって欲しいと思います。
では!
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