九州選抜を終えて

「九州選抜優勝」という目標を立て頑張ってきた九州選抜が終わりました。振り返ってみると学んだことがたくさんあります。
それは相手より「勝つ」という気持ちがあれば試合に勝つことが出来るということです。鹿児島純心戦では自分と涼華先輩とダブルス1で出ることになり、この試合に勝たないと全国選抜への切符を獲得することは出来ないという状況でのプレッシャーのかかった試合は、いつもより緊張しました。
だけど、雰囲気を良く相手より声を出して諦めずにボールを追いかければ必ず勝てると信じてプレーすると、負けてた試合も逆転勝利することが出来ました。
団体では勝つことが出来ませんでしたが、チーム一丸となって声を出してやり切った試合だったと思います。全国選抜への切符を獲得することが出来ませんでしたが、みんなで勝ち取った9位は素晴らしいものになったと思います。

今までは「九州選抜優勝」や「全国選抜に出場する」などたくさんの目標を立てて練習してきましたが、自分の一番の目標は「詩乃の分までボールを打って声を出して足を動かす」ということです。
テニスをしたくてもできない仲間がこんな身近にいること、絶対に忘れてはいけません。そして、テニスが出来ることに感謝して、1球1球ボールを打っていきたいです。詩乃が戻ってくるまでこの目標を自分の一番の目標としてテニスをしていきます。

全国選抜に出場できる可能性があるなら今からでも準備をしていつでも戦えるようにしておかなければなりません。
だからチーム全体でお互いの悪いところなど言い合って自分たちのチームカラーを明るくする必要があります。「1年生だから」など思わず足を踏み込んでチームを作っていきたいです。

九州選抜が終わり、「終了」で済ませるのではなく、ここからまた「スタート」して次につなげていきます。


1年 河野海来









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