県総体を終えて

高校生活最後の県総体が終わりました。自分の目標を達成することは出来ませんでしたが、1試合1試合悔いなく終えることが出来ました。昨年は中止となった団体戦を実施することが出来ましたが、無観客試合となりました。自分たち3年生にとって最後の県総体で今まで努力してきたことを両親やいつも応援してくれるたくさんの方々にプレーを見せれなかったことは残念でした。しかし、先生方がインスタグラムやブログで試合速報など情報を発信していただき、たくさんの方々からリモートで応援してもらうことが出来ました。
団体戦では、勝たなければいけないプレッシャーのなかで自分のプレーが硬くなってしまいました。しかし、ペアの萌花が引っ張ってくれて自分のすべきことが出来たと思います。また、先輩方が築いてきた連覇を繋げることができとても嬉しかったです。
個人戦では最後まで諦めることなく自分のテニスを貫けたと思います。シングルスでは足がつり気味になり立っているのも辛い状態になりましたが、絶対に諦めたくない、勝ちたい、3年間の思いをぶつけたいという気持ちが強く、最後までやりきりました。ダブルスでは自分達らしいテニスをすることが出来たと思います。1年の頃から萌花とペアを組んでました。最初はお互い合わないなど思うことはたくさんありましたが、学年が上がるにつれて、自分たちのペースを見つけることができました。優勝するこが出来なかったのは悔しいですが、最後まで諦めず自分達らしいテニスで戦えて良かったです。
九州総体はコロナウイルスの影響により中止になってしまいました。去年からたくさんの試合がなくっていき悔しい部分もありますが、今自分の出来ることでやっていくしかありません。遠征など行けないのも自分たちだけではなく他の高校も同じです。そのなかでどれだけ自分たちで声を出して盛り上げられるか、きつくても下を向かず周りにも良い影響を与えていくか、みんなが同じ方向を向いて頑張れるかなどたくさんのことが大切になってきます。この人が声出してるから自分も声出して頑張ろう、きつくても諦めずにボールを取っているから自分も負けないなど周りから良い影響をもらってみんながよい方向に進んでいけるようにしたいです。
またインターハイに向けて、今回の県総体での反省点を明確にし日々の練習から意識して取り組んでいきたいと思います。この3年間声を掛け合っていろんな事を乗り越えてきた同期、どんな事があっても付いて来てくれる後輩、黙々とたくさんの事を教えてくれた曜日先生、精神的に支えてくれた中津熊先生、今年から外部で指導してくださる安心院先生、トレーニングの指導や体のケアをしてれる児玉トレーナーさん、色んなことが起きても支えてくれる両親、いつも応援や声をかけてくださる地域の方々や応援してくださるたくさんの方々に感謝の気持ちを忘れず、全国ベスト8を目指して駆け抜けます。

3年 染矢 美来
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