昨夜連敗ストップ。大勝。いいムードで、さあこれから借金を一つづつ返そうという気持ちが盛り上がったところでまたもや打線の沈黙、この繰り返しでは先行き思いやられる。

 一軍復帰の由規が2回の日高のホームラン一本に抑え好投しているのに、打線がそれに応えられずに最終回の1点を返すのがやっと。パを代表するダル、田中、岩隈などのエース級のピッチャーならまだしも防御率5点台のピッチャーに7回途中まで散発2安打ではどうしようもない。

 いまヤクルト打線では一番当たっている相川が出ていないのがわからない。疲れからか、怪我でもしたのか。由規のような若手投手が投げるときは、打線がとにかく一丸となって援護射撃すれば本人の能力以上の力を発揮することがある。今のヤクルトに必要なのは一丸となってがむしゃらに戦う気持ちだ。頑張れ!
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 2回表に1点先制しながら4回北側に逆転2ランを許したときには、また今夜も石川の初勝利はお預けか、と思った。

 その嫌な流れを変えたのがガイエルの同点となる一発だった。それに1アウト後の武内の2塁打がポイントだった。同点で終わっていたらこのゲームは負けていたかもしれない。その後宮本、相川、藤本の連打で一気に3点を追加し、5−2とした。

 その裏石川の暴投で2点差に迫られたときは嫌な感じだったが、前回に続き7回表も打線がつながり4点を追加、これで勝利を確信した。

 主力の不振が打線のつながりを悪くしていたこともあり、青木を一番に持って行ったのは結果的によかったと思う。福地、武内の働きよかったが、下位打線の宮本、相川、藤本が素晴らしい働き(3人で9打点)をした。前のゲームといい相川のこのところの活躍は目を見張るものがある。一時の不振がウソのようだ。

 石川、小川代行の初勝利を大勝で祝うことができたことは非常に嬉しい。と同時に球団発足以来36年ぶりの不名誉な10連敗を阻止した。これを足がかりに一つづつ借金を返して行こう。この勝利の味を決して選手たちは忘れないでほしい。
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 前半楽天に2点のリードを許し、永井にほぼ完ぺきに抑えられていたが、7回四球を足がかりに塁を埋め、相川の走者一掃の2塁打で3−2と逆転に成功した。

 8回には押本がMAX151キロのストレートを交えて3者凡退に抑えたときはこのまま行ってくれるだろうと希望的観測ながら、それを願った。

 ところが9回、イムの登録抹消で代わりに抑えに回った松岡がいきなり鉄平に2塁打を許した後、聖沢にヒットを打たれ同点にされてしまった。ストレートに威力がない(MAX142キロ)ためどうしてもフォークや他の変化球に頼らざるを得ない。そこでコントロールを乱し、ストライクを取りに行ったボールを狙い打ちされる。あの場面で1回3安打では抑えは通用しない。それでも同点で済んだのは幸いだった。あの場面でリードを許したら負けていただろう。

 今夜のゲームで増渕が3者連続3振を奪ったのは救いだが、抑えの切り札不在が響き、もう一歩のところで交流戦初勝利と連敗ストップを逸してしまった。それにしても鉄平のバッティングのうまさは職人技である。巨人戦でも逆転の口火を切るきっかけをつくった東野から打ったヒットといい敵ながら脱帽である。
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 26日の朝、NHKが高田監督が辞意の意向を固める、と報じた。
ところが午後になるとヤフースポーツは辞任するとは言っていない、という高田監督の辞任を否定する報道が載った。いったいどっちが本当なんだかさっぱりわからない状態だった。

 中止と思われていたナイターが神宮で行われ、2点を先制し交流戦初の勝利かと思われたのもつかの間、後半楽天の逆転を許し、2−3の1点差で敗れ、初勝利もお預けとなった。

 おそらく高田監督の胸の内は、このゲームに勝っていたら球団社長も続投を支持してくれているということでもう一度再起をかけて頑張ってみようと思っていたのではないかと思う。

 ところがこれまで通り、依然僅少差ゲームに勝つだけの粘りがない。このゲームを落としたことで9割がた決まっていた辞意の気持ちが完全に固まったと見ている。一縷の望みもこのゲームで諦めがついたのだろう。

 本拠地で行うゲームがこんな元気のない内容であってはならない。前のカードでロッテが見せたゲームこそ、地の利を生かした本来のホーム球場での野球である。今夜のようなゲームしかホームでできないところにヤクルトの現状が表れている。いつになるか知らないが、ホームにふさわしい野球をファンの前で見せてくれる日を待っている。
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 「高田監督が辞意を固めた」とNHKが報じたという。成績不振の責任を取ってということだが、13勝31敗と3割に満たない勝率では致し方ないかと思う。

 高田監督は20日にも鈴木球団社長に進退伺いをしていたが、その時は続投を依頼されたというが、その後もチームは負け続け、打開策がないまま監督を続けることに責任を感じたのだろう。

 勝った時は、監督よりそのゲームで活躍した選手が脚光を浴びるが、負けが続くと選手より監督の責任が問われる。たしかに監督とはつらい仕事だ。監督の評価は成績結果で決まってしまう。選手として実績を残した人が監督として大成するとは限らないし、逆のケースもあるのでやってみなくてはこればかりはわからない。
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