ヤクルト抑えのオンドルセクが昨日のゲームでベンチに戻ってからポジショニングや比屋根のエラー問題で不満を爆発させ、首脳陣を批判をするなど大荒れだったようだ。

真中監督はこれが初めてではないことや、チームの和を乱すとしてオンドルセクに自宅謹慎を命じたことを明らかにした。

エラーがらみで同点にされたことに怒るのは分からないではないが、比屋根も精一杯のプレーの中で起こしたミスであり、個人的に責められない。

比屋根のエラーを責めるのであれば、オンドル自身も責めを負うことになる。4-1と6回途中まで好投し、今季初勝利を目前にして降板した杉浦に詫びなければならない。比屋根のエラーばかり責め、自らの非は棚上げするのでは身勝手も甚だしい。

短気で知られた、あのバーネットすら他の選手のエラーに怒ったのを聞いたことがない。交流戦で飯原がエラーして結果的に負けたゲームがあったが、デービスもそのとき飯原を責めただろうか。

野球はチームプレーが大切だ。それが理解できないならゴルフやテニスの選手になることだ。本人の反省がないようだったらオンドルは最終的に解雇されることになる。チームに不協和音が響くようではますますムードが悪くなるばかりだ。オンドルには心を改めて再度出直してもらいたい。

広島との大切なゲームが待っている。何が何でも広島をストップしないとセリーグの優勝はオールスターまでに決まってしまう。つまらぬシーズンにしない為にもヤクルトの踏ん張りを期待する。野村を徹底的に解剖して臨め!














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山田の進化がとまらない。
3冠のうち打点(63)、本塁打(25本)いずれも2位を大きく引き離し、独走態勢だったが唯一打率部門で巨人の阪本にわずかリードを許していた。しかし昨日の試合で一気に抜き去り336厘で1分差でトップに立ち、目下セリーグ三冠王に躍り出た。すごいとしか言いようがない。

このカード初戦に続き2戦目も初回にいきなり3ラン逆転ホームランを放った山田、これで早くも25本目である。山田が昨年25号を記録した時期を調べてみたら、マツダスタジアムで黒田から8月11日に達成している。今年はまだ8月どころか、7月にもなってない。つまり昨年より1カ月半も早い達成ということだ。このペースで行けばオールスター前に30本は十分可能だし、2013年にバレンティンが王貞治の年間本塁打最多記録を塗り替えた60本塁打を上回るのも夢ではない。

本人は4番は好きではないというが、4番に座ってから打点8本塁打2とまさに4番に相応しい活躍を見せている。これまで1,2番と下位打線がチャンスをつくってもクリンナップが打てず得点にならなかったことが多かった。山田やバレンティンは一発はあるもののタイムリーが出ない。それで負けることがままあったが、山田が4番に座ったこのカードは1,2番の出塁率が高い上に4番がそれに相応しい働きをしているので効果的な得点になっている。

これまで得点圏打率が低かった山田が、それを自覚し、見事にそれを修正できるところが山田のすごさだ。ヤクルトは1,2番がいずれも3割打者なので塁に出る確率が高い。山田の得点圏打率が高くなれば当然、得点につながり勝利の確立も上がると共に自らの打点も増えることになる。

昨年25号ホームランを黒田から記録したと書いたが、山田のすごいところは一線級のピッチャーからでも難なくホームランを打っていることだ。交流戦神宮で山田からホームランを打たれた和田が、あの低めをバックスクリーンまで持っていかれたら仕方ない、と言っていたのを思い出す。

全日本の小久保監督がNHKの、このカード初戦1回山田のライト側へのホームランについてボールに対し最短距離でスィングが出来ていること、右手を最後までバットから離さずフォローしているため飛距離が伸びていること、また長打のあとの3打席目でしっかりボールを見極めて四球を選んだことについて自分だったら前の打席にホームランや長打を打っていたらもう一本打ってやろうとボール球にも手が出てしまうのだが、山田はそこが違う、と絶賛していた。

今日の中日の先発は吉見、前回対戦したときは1点しか奪えず負けている。昨年だったか、山田が1試合吉見から2本塁打を打ったことがあった。今日も山田のバッティングが楽しみだ。1.5と虎のしっぽが見えて来た。今日も勝って最下位からの一日でも早い脱却を願う。
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高校野球ではないが、4番が打ち、エースが好投すれば勝利は堅い、という理想的なゲームだった。ただ欲をいえば中盤、終盤はチャンスらしいチャンスをつくれず、むしろ中日の方が中盤から押し気味の展開で2点差まで詰められていたら、終盤ゲーム展開はどうなっていたか分からなかった。翌日のゲームのためにも中盤、終盤でもうひと押しが欲しかった。

ホームがドーム球場の中日は雨天にハンデを持っている点、序盤雨中での攻防がゲームを有利に進めたヤクルトに軍配が上がったような気がする。中盤以降、中日の中継ぎが踏ん張ったということもあり前述したように中日打線の方がチャンスは多かった。

投打ともにアナがないソフトバンクを交流戦で3安打完封した若松に対し、5回被安打9、失点6でKOされた小川、その二人の対戦だっただけにヤクルトにとって厳しい試合が予想されたが、3冠王も狙える位置にあり打点、ホームラン部門で他を圧倒しているにもかかわらず、本人がその実感が今一つ感じられないという山田、得点圏打率の低さがその理由だが、その山田が初回、そして3回にまさにこれぞ4番という活躍でチームに勝利をもたらした。山田の得点圏打率が上がればヒット数は中日より3本少ない5安打ながら5得点という効率よいゲームができるのだから今後もこういうゲームを期待したい。








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交流戦が終った。今年も予想通りパが圧勝した。投打に圧倒的な力を誇るソフトバンクが今年も13勝4敗で優勝した。3軍制をとっているソフトバンク、ヤクルトは3軍あたりと力が五分くらいではないか。

パの最下位楽天でさえヤクルトは勝ち越せなかった。それもそのはず交流戦の楽天は11勝7敗と堂々4位の成績だった。5位のオリックスには1勝もできなかったのだから何をいわれてもヤクルトは甘んじて受けなければならない。

セで唯一勝ち越し2位を大きく引き離しトップを走る広島の勢いはどうやら本物のようだ。とにかく先制され、引き離されながら連日のサヨナラ勝ちでオリックスを最終カード3タテするなど数年前の交流戦で10連敗し、交流戦まえの勢いを一気に失い下位に堕ちた広島と違い今年は手ごわいチームだ。

パとの打線の力を感じたのはやはり防御率セのトップ5に名を連ねる
ピッチャーの岩貞やジョンソン、今永いや菅野までもロッテやソフトバンク戦では苦戦を強いられる場面があった。初顔合わせというハンデなど全く苦にしないところにパの打線はセより一枚も二枚も上を行っている感じを受けた。


交流戦でも12球団唯一防御率5点台の5.90でワーストのヤクルト、ソフトバンクやロッテなどパの1,2位チームに初戦を取りながら勝ち越せなかった要因はやはり投手陣の弱さにあるのが数字が示している。交流戦中の得点が優勝したソフトバンクに次ぐ84得点で2位のヤクルト打線だが、やはり交流戦後の一番の課題は投手陣の立て直しである。ホームで再スタートを切るヤクルト、白星スタートを期待する。



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交流戦初戦の日ハムに幸先よい勝利をおさめ、今年こそ交流戦の好成績を期待したが、投手陣の弱さから打線が得点しても打ち込まれ、終わってみれば逆転負けということが多く、ずっと負け越しが続いたが、最後の西武戦で今季初勝ち越すことができた。

昨日のゲームは仕事で試合内容は見ていないが、ヤフーの「一球速報」によると序盤2点先制しながら5回表飯原のエラーがらみの3塁打などから逆転を許したものの、6回裏中村のタイムリーで同点にし、7回裏大引の値千金の勝ち越しホームランで1点差で辛くも逃げ切ったゲームだった。

ハタケ、バレンティンと主力の故障というアクシデントがあった中で、西田の先制打、中村の同点打など、このカード二人の活躍が目立つ。ライバル意識からか相乗効果をもたらしているのはいいことだ。

最下位のヤクルトにあって打点、ホームラン(昨年より一カ月も早い20号ホーマーを達成)ともにリーグトップを走り、打率も2位と安定した成績を歩んでいる山田だが、ここにきて少し打率が落ち気味だったが、昨日のゲームで2本の単打を放っているので心配はしていない。ホームランバッターであるためどうしても単打や四球ではもの足りなさはある。しかしバレと違いホームランバッターにありがちなボール球には手を出し、簡単に三振するケースがまずない。出来るだけ多く相手の投手に球数を投げさせ、簡単にアウトにならない。そこが山田の素晴らしいさである。

秋山、メヒア、浅村、そして故障中のおかわりくんと西武打線の破壊力はよく知られているが、この2戦初戦こそ浅村に3安打を許しているものの、パのホームラン王メヒアに対してはヤクルト投手陣が完璧に抑えていることとが勝利につながっている。

今日のゲームヤクルトの先発杉浦はまだ今季1勝も上げていない。しばらくファームの方で調整していたようだが、順調な仕上がりを見せていると聞く。ファームでデーゲームの暑さに慣れているので今日のゲーム期待している。交流戦最後のゲームに有終の美を飾りたいものだ。











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