こんばんは。
私の悲痛な一人生春巻きパーティーより、“片目をえぐられた農民の姿の漢字”の方が興味があるとの意見を多数いただきましたので、ご期待にお応えしまして、私が今読んでいる『本当は恐ろしい漢字』の内容を少し紹介したいと思います。

まず、児童の“童”。
これは“童話・童謡”といった、“子供”をイメージしますが、この字は“辛い”と“重い”が連結して出来た文字で、“辛くて重い”という意味になるそうです。
古代では、罪を犯した子供は将来の希望があるから即死刑になることはなかったが、誰が見ても犯罪者とわかるよう、両目のまぶたの少し上の部分に、入れ墨用の針で、横長の棒の入れ墨を入れたそうです。
その“辛い”刻印により罪の“重さ”を実感させていた事からできた字だそうです。



また、“押”の文字は、てへん=手と、亀の甲羅=“甲”で出来ています。多くの漢字は、亀の甲羅に焼きだされた模様が原点になっており、占い師によって亀の甲羅が焼かれるのですが、大きな亀の甲羅を剥がすのは大変な作業なんだそうです。
まず亀が噛まないように口を縛り、何人もの大人が裏返した亀を押さえつけ、占い師がその甲羅をナイフで剥ぎ取るという儀式がされていたそうです。
その時、儀式に参加した人の“手”には“甲”の臭いがいつまでも残ったことから出来た文字だそうです。

お〜、どうですか、具合悪くなりません?

そしてくだんの“片目をえぐられた農民の姿の漢字”ですが、それは“民”という字です。
農民というか、この場合は奴隷ですね。
古代文明では奴隷は必要不可欠な存在でしたが、歴代の王達は、逃げ出したりする奴隷の扱いに困っていたそうです。
手かせ足かせを付けたら作業の効率も悪くなるし、そこである王が側近に、従順にさせるにはどうしたらいいかを相談したところ、その側近はこう答えたそうです。

「私は子供の頃、怪我で右目が見えなくなりました。しかしそのおかげで、走ったり人と争うことはしなくなりました。なぜなら、視野が狭いので上手く走れず、攻撃が見えないので戦う気力も起こらず、心穏やかになったのです」

そして翌日、奴隷たちの足かせは外され、変わりに針で右目を突かれたのでした。“民”という字は、“右を向いて従う人”という形で、民の上の部分は、目の部分が白くなってしまっていることを表しています。

お〜怖え〜、ってか絵が具合悪くなる〜〜。
こんな感じで100文字ぐらい続くんです。
は〜。滅入ってきます。
しかも、何か根拠があっていってるのか疑いたくもなってきます。

この漢字の成り立ち、信じるも信じないも、あなた次第です。それではまた!


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