こんばんは。
今日はカッチンこと、KAORU選手のコスプレ話です。
KAORU選手と私は、あるときはボケ、あるときはツッコミと、お互いを高め合ってきました。ヒールレスラーにも関わらず、一言で言えば、笑いのツボを心得ていらっしゃるお方だったのです。

http://image.blog.livedoor.jp/sakurahirota/imgs/d/4/d49b45df.JPG" width="393" height="587" border="0" alt="d49b45df.JPG" hspace="5" class="pict" align="left" /> 思えば、私がうだつの上がらない新人時代を経て、コスプレレスラーへと変貌を遂げたように、KAORU選手も今やGAEA旗揚げ当時のベビーぶりからは想像も付かない、妖艶なヒールレスラーへと変身を遂げました。
それに伴い、コスチュームもシンプルなものから、セクシーなものへと変わりましたが、そんなKAORU選手の色っぽいコスチュームは、普段小汚いコスプレしかしていない私にとって、ぜひやりたいもののひとつでした。

それなので、いざやるとなった時には、普段は買わない伸縮性のある高級生地を揃え、体に若干食い込むようなサイズの型紙をわざわざ作り、KAORU選手が写真撮影で使っていた付け毛を道場の引き出しから拝借して、コスチュームを作成しました。ガウンは飛鳥選手のものに似ていたので、使い回して襟に黒いふわふわを付けただけでしたが。

でも、控室でこっそりコスチュームだけを並べてみると、衣装は本物と区別が付かないのに、着る人が違うだけで、こんなにも別物に見えてしまうもなのかと、いつも不思議に思っていました。
控室でカッチンコスプレを着ていても、選手達から本人に間違われることもないばかりか、「なんか、ずんぐりしてるね」と、しみじみ言われました。
そして鏡には、垢抜けない田舎の学生が、セクシーな服を無理してダイエーとかで買ってみました、みたいな感じの私の姿が映っていました。
さらに、リング上でも特徴ある動きを伝わりやすくマネしているはずなのに、本人からはどんどん遠ざかっていき、セクシーダンスを披露している時には「広田やめてくれ、やりすぎだ」と客席からお願いされたものです。

http://image.blog.livedoor.jp/sakurahirota/imgs/4/d/4d4e4a69.JPG" width="354" height="540" border="0" alt="4d4e4a69.JPG" hspace="5" class="pict" align="left" />

KAORU選手とは、シングルで何度も戦い、その都度、色々なバージョンのカッチンコスプレをしてきました。でも、コスプレはいい出来なのに、いまいち本人には似ていない…。その理由が最近わかりました。私はずんぐりしていたのではなく、豊満だったです。なので、胸を平らにするのにも限界があったのです。
コスプレでは、ない物は足せますが、ある物は減らせません。
いやぁ、残念でなりませんでした。最後にカッチンコスプレをしてから、早4年。
やっとすっきりすることができました。それでは、また次回。

http://image.blog.livedoor.jp/sakurahirota/imgs/9/a/9a82cb28.jpg" width="436" height="524" border="0" alt="9a82cb28.jpg" hspace="5" class="pict" align="left" />http://image.blog.livedoor.jp/sakurahirota/imgs/5/1/5144838d.JPG" width="438" height="638" border="0" alt="5144838d.JPG" hspace="5" class="pict" align="left" />
[Web全体に公開]
| この記事のURL
こんばんは。
今日は、まだ記憶に新しい、私の卒業試合でやった“タイガーマスク”のお話です。

http://image.blog.livedoor.jp/sakurahirota/imgs/0/f/0f1f714c.JPG" width="354" height="540" border="0" alt="0f1f714c.JPG" hspace="5" class="pict" align="left" /> あの時、リング上でも言いましたが、私は昔から事あるごとにタイガーマスクをやりたいと思っていました。
その頃の理由は、「タイガーマスクはコスプレの登竜門だから」
今となってはまったく根拠のない、意味不明な理由です。
もちろん、提案するたび却下になりました。
そうこうしている間に「めちゃ女」で、ナイナイの岡村さんがやってしまいました。

そんなこんなで、最後になってしまったタイガーコスプレですが、
実は、最後の相手が尾崎選手だったので、ポリスにしようかとも悩んだのです。
が、この機会を逃すともう2度とタイガーが出来ないし、最後のコスプレがポリスというのもあまりに冴えないので、尾崎選手とは全く関係ないタイガーを強行しました。

http://image.blog.livedoor.jp/sakurahirota/imgs/3/1/31f86d2d.JPG" width="315" height="332" border="0" alt="31f86d2d.JPG" hspace="5" class="pict" align="left" />

制作は「タイガーのコスプレといっても、マスクぐらいしか作り物がないだろう」とタカを括っていたのですが、これが大間違いで、タイガーの覆面は今まで作ったマスクの中で、一番難しいものでした。
そもそも、ベース生地の選択を誤り、伸縮しない金布を選んだのが一番の間違いでした。更に、虎の模様も縫い付けが困難で、ひとつずつボンドで貼りました。顎と耳部分の白いふわふわは、ジャガーさんコスプレのガウンで裾に付けていたものを少しちぎって流用しました。

http://image.blog.livedoor.jp/sakurahirota/imgs/9/2/92e0873a.jpg" width="293" height="240" border="0" alt="92e0873a.jpg" hspace="5" class="pict" align="left" />

そして、やっと完成して被ってみると、見事に目・鼻・耳・口がすべてズレていました。口に合わせると鼻呼吸はまず不可能で、鼻に合わせるとその逆です。
それどころか、あまりの奇形さゆえ、放送禁止になりかねない位ズレていました。

そういえばこれを作っていた時、意外と手間取った割りのあまりに無様な出来に挫折を感じた私が、道場の外で気分転換して戻って来ると、マスクがなくなっていました。すると向こうのほうで「ちょっときつくて、目がずれて見えません」とか言って、マスクを被った某選手が、マスク越しにもわかるくらい嫌々な感じで、長与さんの前に立っていました。
どうやら、私がいないのを見計らって、長与さんが「ちょっと、あれ被ってみろよ」と、強要したと思われます。残念ながら、その選手が誰だったかは、いかんせんマスクを被っていたのでわかりませんでした。
でもお陰様で、どこがどうずれているのかを客観的に見れ、後から調整出来ました。
長与さんのいたずらが、最後の最後にありがたいと思えた一件でした。

http://image.blog.livedoor.jp/sakurahirota/imgs/b/f/bf35fb9c.jpg" width="293" height="240" border="0" alt="bf35fb9c.jpg" hspace="5" class="pict" align="left" />

マスクに比べ、タイツは本当に簡単でした。
以前のスパイダーマンコスプレを真っ二つに切り、金シールを貼って出来上がりました。赤いマントも簡単に作りました。
これで一通り完成し、後はビデオでタイガーの動きを研究しました。
この時点で当日の朝だったのですが、恐ろしい事にビデオを見て初めて、マントは黄色で、赤は裏地だったことに気づきました。慌てて表面の黄色い布を買いに走り、黒いトラ模様を貼り、完成したのが道場出発間近。結局、コスプレ作りの要領の悪さは、最後の最後まで直りませんでした。

それでも会場で着替えると、やはり本物そっくりでした。
でも、マスクのずれは完治しなかったので、AKINOからは「ボール、顔面キャッチしちゃったの?」と言われ、ポリスからは「それ、トラのパンツじゃねぇか」と突っ込まれるなど、散々でした。
おまけに、翌日道場でリングを片付けていると、くしゃくしゃになったマスクが、マイクコードに絡まって出てきました。
もう、本当に、脱ぎ捨てたパンツのようでした。
見つけた人も、もうちょっと他に保管方法はなかったのだろうかと思いましたが、
これぐらいの扱いの方が、私らしくて最後にはふさわしいと思い直しました。

かかった費用は千円弱。
コスプレ開始当初は一点につき、1万円弱はかかっていたので、ものすごい躍進をとげたものです。
まぁ、最後の評価は“パンツ”でしたが。
それでは、また次回。


■当時のフォトはコチラ
[Web全体に公開]
| この記事のURL
こんばんは。
最近私は料理に目覚めたみたいで、自炊することが多いです。自炊自体は、現役時代10年間やってきた事なんですけど、新しい料理に挑戦しているのです。
夏の終わりに作った“夏野菜のスイカ煮”から始まって“オートミールクッキー”、秋になると“栗ご飯”“栗羊かん”、今日は“栗蒸しカップケーキ”を作りました。どれもおいしいのですが、中でも驚いたのは、夏野菜のスイカ煮です。皆さん、スイカを煮込むと、どうなるか知っていますか?その味と食感にびっくりです。「スイカは野菜なんだ」と再認識します。
みなさんも来年の夏、作り方を調べて是非試してみてください。

http://image.blog.livedoor.jp/sakurahirota/imgs/c/2/c240be59.jpg" width="293" height="240" border="0" alt="c240be59.jpg" hspace="5" class="pict" align="left" />http://image.blog.livedoor.jp/sakurahirota/imgs/3/a/3ad6b132.jpg" width="293" height="240" border="0" alt="3ad6b132.jpg" hspace="5" class="pict" align="left" /> 昨日はミョウガをたくさん頂きました。
ミョウガを見ると、植松選手を思い出します。
別に、ミョウガの頭の部分が、植松選手の髪型とダブって見える訳ではありません。植松選手はミョウガが大好きで、私が生まれて初めてミョウガを食べたのも、植松選手の手料理だったのです。あの時は、確かミョウガ入り麺つゆで、そうめんを作ってくれました。それから私もミョウガが好きになり、お新香を作ったりしました。
その名も“ショウガとミョウガのWインパクト”
まぁ、このネーミングは今思いついただけですが、要は生姜とミョウガを刻んで、ごまと和えるだけなんですが。ご飯にも合うし、これもおいしいです。
ミョウガは、クリームスープも出来るそうなので、来週あたり試してみようと思っています。なんか、今日のblogって、とっても女の子っぽい内容ですな。
それでは、また明日。

http://image.blog.livedoor.jp/sakurahirota/imgs/0/d/0dc635a6.jpg" width="176" height="144" border="0" alt="0dc635a6.jpg" hspace="5" class="pict" align="left" />
[Web全体に公開]
| この記事のURL
こんばんは。
今回は、あまり気乗りしないスパイダーマンコスプレのお話です。
なぜ気乗りしないかは言うまでもありません。
その傷の深さ、お察し下さい。
きっと、この話を打ち込んでいる時の私は、死んだ魚の目をしていることでしょう。

http://image.blog.livedoor.jp/sakurahirota/imgs/5/e/5ea61ee2.JPG" width="590" height="900" border="0" alt="5ea61ee2.JPG" hspace="5" class="pict" align="left" />
http://image.blog.livedoor.jp/sakurahirota/imgs/e/4/e4d49785.JPG" width="590" height="900" border="0" alt="e4d49785.JPG" hspace="5" class="pict" align="left" />

では早速話を進めます。
スパイダーマンを初めて披露したのは、2002年5月の大阪で、永島選手とのシングルの時でした。
私の中のジンクスとして、“ヒット映画のコスプレにハズレなし”というのがあったのですが、この時もその法則は立証されました。
今考えると、名作コスプレが生まれたのは大阪が多かった気がします。
スパイダーマン、千と千尋、バレリーナ、里村選手、三田選手…。

http://image.blog.livedoor.jp/sakurahirota/imgs/6/1/613ee481.JPG" width="588" height="784" border="0" alt="613ee481.JPG" hspace="5" class="pict" align="left" />

スパイダーマンは、コスプレを始めて3年目にやったモノですが、この頃になると、丁寧に時間をかけて作るのと、ザツで簡単に作るのとでは、リング上ではむしろザツな方が映えるということが、経験的にわかってきました。
だから、このコスプレもゴージャスに見えて、青い生地は新人時代に園子選手から頂いた“アシックス”のジャージです。上の赤い生地は道場のジョイア用BOXからくすねたもので、それに頭部分を縫い付けて、クモの糸はサインペンで書きました。
唯一買ったものと言えば、手から出した宴会用クモの糸(500円)と、クモの巣に見せかけたネット(メーター390円の4m分)のみです。
「サインペンで書きました」というくだりで、相当ザツだと思った方もいるかもしれませんが、実際はその想像以上にザツだったと思ってくれていいでしょう。
ところが、少し離れてみるとこの通り、まるでスクリーンから飛び出したトビー・マグワイアのよう。
これぞ、私マジック。

次にスパイダーマンをやったのは、2004年・名古屋夏祭り大会で、尾崎選手と対戦した時でした。
なぜにスパイダーマンだったかというと、会場に備え付けられた照明用の“やぐら”に、スパイダーマンで登ってクモ糸を飛ばしたい、というだけのことでした。
2回ともお客さんの反応は素晴らしく、特にお子様からの支持は大変なものでした。
こんなにいい思い出のコスプレが、今では忌まわしい思い出に変わってしまい、残念でなりません。
あの完成度の高さを、全国のお茶の間の皆さんに、地上波でお届けしたかった…。

この心の傷が癒されなければ、私は死んだ魚の目のままです。
あぁ早く目を閉じて眠りたい。
それでは、おやすみなさい。
[Web全体に公開]
| この記事のURL
こんばんは。
今日は、ここ最近で、一番驚いたことの紹介です。 トイレットペーパーに、シングルとダブルがあるのは、皆さんご存知だと思います。
あれってどっちでも大体同じ値段ですよね。
私はダブル派です。
だって、同じ値段なら、2枚重ねのほうが手につかないじゃないですか。
なので、私はいつもダブルを買っていたのですが、先日いつものように買いに行った時に、ふとm数を見たところ、シングル60mに対し、ダブルは30mしかない事に気がつきました。

私は今まで、同じ値段で同じm数だと思い、27年間も得した気分でダブルを買い続けていたのですが、よく考えると二枚重なっているのに、一枚ものと同じ値段な訳がありません。同じ値段になるのなら、ダブルだけでいいって話です。
今まで信じ込んできた分、すぐ受け入れることができませんでしたが、どれを見てもダブルはシングルの半分しかありませんでした。

なんという衝撃。
私はみなさんも騙されてやしないかと心配になり、自分が騙されていたことを告白したのです。
あぁ、驚いた。こんなに打ち砕かれるほど驚いたのは久しぶりです。
これからは、シングルペーパーを買って、ダブルで使っていた量の4分の1づつ使って、27年間で損した分を取り戻したいと思います。
[Web全体に公開]
| この記事のURL

12件中 1~5件目を表示


1 2 3 >>