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こんばんは。
いよいよ舞台初日です。
今まで窪あつ・じんの・広田のトリプル対談やタイ在紀が続き、
今回の舞台について自分の言葉で紹介する機会があまりなかったですが、
色んな部分で本当にいい出会い・経験をさせて頂いた舞台なんですよ。
だから今まで応援してくれた方々、
これからも応援してくださる方々に是非とも見ていただきたいんです。

それから、今回の舞台では私と芝居のパートナーである窪あつとで、
開演前に前説をやります。
また、6/7の公演後には私と窪あつのミニトークショーも行う事になりました。
公演初日にお知らせすることになってしまいましたが、
お時間ある方はぜひ足をお運びくださいませ。
それでは今から、舞台の上で暴れてきます。


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メトロポリスプロジェクト』 連続短編二人芝居 
Vol.20 時計仕掛けの肖像 / Vol.21 眠れぬ森の熱情
『メトロ』再演企画 リ・メトロポリス・プロジェクト3  

作・構成・演出 じんのひろあき
出演:広田さくら 窪田あつこ 吉岡毅志(Queen’sAve.α)
橋本愛実(オスカー) 山川紗弥(オスカー) 内藤理沙(オスカー) 他

公演期間:2007年05月30日(水)〜06月10日(日)

出演日:vol20、vol21の回の出演になります。

5月30日(水)19:30〜[vol.20]
5月31日(木)19:30〜[vol.20]
6月2日(土)13:00〜[vol.20]/19:30〜[vol.20]
6月3日(日)16:00〜[vol.20]
6月5日(火)19:30〜[vol.21]
6月6日(水)19:30〜[vol.21]
6月8日(金)19:30〜[vol.20]
6月9日(土)13:00〜[vol.21]/19:30〜[vol.21]
6月10日(日)13:00〜[vol.21]/16:00〜[vol.20]/19:30〜[vol.21]

会場:江古田・ストアハウス 

チケット料金:全席自由席 前売り2800円 綴り2500円(二枚以上から) 当日3000円
※綴りチケットは異なる日時の組み合わせでもお申し込み頂けます。

問い合わせ:sakura@gaea-inc.com
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【公式サイト更新】空似展18点更新

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「ドコイクノ?タクシー、安イヨ」

空港内をフラつく私に声をかけてくるタイ人。
それも1人や2人ではありません。
ヤツらは片言の日本語と英語で次々と声をかけてきます。

あるタイ人は「バス乗リ場マデ案内スルカラ」というので着いて行くと、
ちゃっかりその人のタクシーまで連れて行かれました。

そうか…タイってそういうことか。
早く切り替えないとぼったくられる。
この時点でそう思い知らされました。

なおも空港内を行ったり来たりしているうちに、
ようやくバスターミナルに辿り着きました。
やっと外に出られたのです。
やっとタイの空気を感じることができたのです。
でもいかんせんバスターミナルだったので、
腕を伸ばして深呼吸しても排気ガスのニオイしか感じませんでした。

それにしても路線が多い…一体どれに乗ればいいのか?
「30バーツ(約120円)でカウサンまで走っている市バスがある、
みたいな事が『地球の歩き方』に書いてあったんだよな…」と探すも見当たりません。
ようやくバス総合案内所を見つけ、
「カウサン、カウサン」と連呼する哀れな日本人と化して乗り場を聞きました。

ところが、教えてもらったバスは
“なんとかエクスプレス”みたいなやつで400バーツとかなり高め。
本に出ていたのの10倍以上です。
日本のバスと比較しても高いです。
もしかして、案内所にもぼったくられてる?
ですが時間的な問題もあったので、
このカウサンまで直行するっぽいバスで向かうことにしました。

待つこと30分。

その間、不安になり案内のお姉さんに聞きに行くこと3回。

3回目にはお姉さんにウザがられ、私がベンチを立とうとしただけで
「まだだから黙って待ってろ、このヘボ日本人」と、手で制されました。


バスには様々な人種が乗っていました。
もちろん、日本人は私1人です。
バスに揺られ、窓の外の景色を見る私。
その時、またも恐るべきタイの魔の手が襲い掛かりました。

「君、どこのホテル?君と一緒のホテルに泊まりたいんだ」

……あんたダレ?

次回へ続く。
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やっとタイに着いた…。

思えば長い道のり…。

ああ…憧れのタイ!

でも、早速入国手続きに手間取りました。
機内で渡された用紙に宿泊先の住所を書くんですが、
私は宿をまだ決めていなかったので、
入国ゲートで書かずに出したら止められたのです。

「ココ、アナタ書イテネ」と係の人にタイ語で言われ、
「え?なに?実家の住所?あ、ホテル?うっそ、決めてないんだけど」と、
思いっきり日本語で返す私。

もたついていると、後ろにはあっという間に長蛇の列が出来、
係の人もせせら笑い。
しまいには受付口になんか書かれたパネルが置かれ、
人の波が私を避けて次々に違う受付口に回っていきました。
今思うとアレは、スーパーのレジでいう
“隣のレジへお並びくださいパネル”だったに違いありません。
はやくも厄介な日本人のレッテルを貼られてしまいました。

やっと機内でめぼしをつけていたホテルの住所が見つかり、
とりあえずその欄に記入。
ついに…ついに入国成功です!

時刻は16:00。
向かうはカウサン通り。

なぜカウサンかというと、
『地球の歩き方』に“バックパッカーの街カウサン”と書いてあったからです。
だって私に“プーケットでの〜んびりバカンス”とかが似合うと思いますか?
今回はキレイな観光ではありません。
テーマはノープラン・ノーガード・ノーマスコミ
だとしたら、カウサンでしょ。

ということで、一路カウサンへ。
カウサンには一人友達もいるので、1日目はその人と合流して、
面白げなタイの情報をゲットすることにしました。

が、行き先を決めたはいいものの、いまだ空港から出られません。

なんでって、バンコック空港はもんのすごい広いんです。
やっと自由の身になれたのに、空港内を無意味にオロオロフラフラ。
“ターミナル”のトム・ハンクスみたいです。

その時、“見るからに右も左もわからないバカ日本人観光客臭”
を振りまく私の背後から、
ついに恐るべきタイの魔の手が襲い掛かりました。

→続く
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続:稽古ブログです。

窪あつ:「あれ、渡されて読む前は「冗談じゃねえよ。今日は台本があるからって
言われたからそれを受け取りに来ただけなのに、それ読んだら声に出して読み合わせしなくちゃ」って気になったからね。最悪のコンディションで」

広田:「そうですよ。窪あつさんはあの日、前歯を矯正するために二本ごっそり根本から抜いてきた直後だったんですよね」

窪あつ:「とてもじゃないけど、普通の会話だってできない状態だったんですよ。で
も、その書かれている台詞を口に出して読みたくなるような素敵な台詞の数々だったんですよ。だから、もういいやと。どうなってもいいと、口の中もう二度と使い
物にならないようにぐちゃぐちゃになってもいいから、とにかく読もうって思った
んですよ。あの四十分の台本を見て」

広田:「これでアタイの口が潰れても構わないと」

窪あつ:「そうそう、口潰れてもいいやって思ってやったの。出来はね、前歯二本
抜いたばっかりだからアレだったんだけど、それにしては全力で立ち向かったつも
りなの、私は」

じんの:「全力でかすかすだったよね」

広田:「でもね、久しぶりに見た。口から血を吐いている人。ああ、コレ懐かしいな
あって」

じんの:「だって広田、じゃあ本読みやるかって言ったときに「やめなよ」ってマジで止めてたもんね」

広田:「だって、普通の人間はやっちゃダメでしょう、そんなこと」

窪あつ:「ノスタルジーを感じたわけね、あの私を見て」

広田:「血ってねえ、やっぱりアドレナリンが上がるよね」

じんの:「あ、そう、いろいろ思い出した?」

広田:「いろいろ思い出しました。血っていいなって。血流しながらやっている人っ
て、なんかいいなって」

じんの:「血を流すってことは大事なことだからね」

広田:「血を流すのは大事ですよ。ある時は血を流さないと」

窪あつ:「あの日のね、私の食事は全部、己の血だからね」

広田:「鉄分取ったねえ。いいよ、鉄分」

じんの:「でも、それは取ったっていうか、自分の血が循環しているだけだからさ。おまえら、ダブルボケか」

窪あつ:「ちがうんですよ、そういうのを流してあげるのも、ツッコミなんですよ」

広田:「そうそう、お笑いには窪あつさんは厳しいですからね」

窪あつ:「厳しくはないよ」

広田:「そうですね、厳しくはないですね」

じんの:「どっちなんだよ、広田。流して会話するのもいい加減にしろよ」

広田:「はははは・・」

じんの:「どうでもいいんだろ」

広田:「今のはどうでもよかったです」

じんの:「どうでもいいの、うまいよね、広田さくらは」

広田:「そこはね、自信あるんですよ。自分で言っておいて、自分を全否定できるんですよ。それは慣れてますね、それで十年間やってきた部分はありますから。そうでないと、私が血を流すことになりますから」

じんの:「それだけは避けないとね」

広田:「本当にもう、あっという間に自分の意見なんてどっかいっちゃいますからね」

じんの:「そうか、そうなんだ」

広田:「そうですよ。でも、そんな昔の状況を思い出しつつも、新しい物がどんどん来て、自分的には色んな意味でなんかこれからすごいことになっていきそうなわけですよ、この舞台を期に」


何がすごいのかよくわかりませんが、稽古日記は続きます。
タイ在記もね。



■舞台の詳細はコチラです。
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