この度は、私のフレンチオープンにおける記者会見での発言により、中村藍子選手をはじめ、原田夏希コーチ、中村選手のファンの方々、テニス関係者の方々に多大なご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。

ただ、皆様にどうしても分かって頂きたいのは、グランドスラムは私達テニス選手にとって最高の舞台で、そこで戦えることは最高の誇りです。
今回のフレンチオープンに関しましても、この土のコートの上でプレイできることが最高の喜びであり、その気持ちは全く変わりません。
私達がダブルスにエントリーした事は最善を尽くすという事で、その事についてはなにも疑う余地のないことです。

試合前には、通常と変わらず、藍子ちゃん、原田夏希コーチ、ビリー、私達で試合へのミーティングを行いました。
その中で、藍子ちゃんは『オリンピックに出場する為のポイントはフレンチオープンまでにたくさんのチャンスがあった。そのチャンスをいかせなかったのは私の責任です。オリンピックのことは考えずベストを尽くしたい』と話していました。勿論、このことはコーチである夏希さんも同じ思いでした。

試合の結果は、満足のできるものでは無く、とても悔しく残念ですが、最善を尽くした結果です。

今週もいつもと変わらず、藍子ちゃんは、毎試合、一球一球、全力を尽くしています。
皆様のあたたかい応援をお願いしたいと思います。

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