こんにちは。
この夏、開催されます北京オリンピックは、２度目となる日本代表としての出場を目指し、また、アテネオリンピック以降の大きな目標にしてました。出場出来る可能性がある状況での代表辞退は、大変残念ですが現在の膝の状態で無理に出場しても納得の行くプレーが出来るとは思えず、オリンピックと言う晴れ舞台でベストなプレーが出来る自信が無い以上、出場するべきではないとの結論に至り、日本テニス協会にオリンピック代表選手推薦への辞退を連絡いたしました。
膝の怪我の状態は、長年のツアー参戦や練習での過酷な動きと酷使による軟骨の消耗と破損、そして北京オリンピック出場の強い思いから全仏までの大会を出場したことにより、膝蓋骨（膝のさら）のズレが生じ、繰り返し行った精密検査によりそれらの症状を急速に悪化させた事が判明致しました。実際に手術が終って見てからでないと、その後のリハビリのスケジュールや、ツアーに復帰できるまでの具体的な目処が立たない不安な状況ではありますが、複数医師からの「手術無しでツアー参戦できるレベルへの治癒は不可能」との診断と、「またコートで納得の行くプレーがしたい！」と言う自分の強い気持ちを信じて手術とリハビリに望む決意を致しました。

皆さんの前で、しばらくプレーする姿をお見せ出来ませんが、次、皆さんの前でプレーする時は元気な姿で、思いっきりコートで走り回れる様にカムバックしたいと思います！