こんばんは。
先日、レストランに入って注文したら、カッコイイ声してますねって言われました。
うふふ。
うれしいようで、そこしか褒めるところがないからなのよ。
でも、最近ほんとに声のことをよく言われます。
私は発声も悪く、舞台のたびに何度も声をつぶしていました。
稽古でせっかく固めた演技も、舞台上で稽古と同じように声が出せないと一気に不安になり、芝居の最中でも動揺して、稽古どおりのテンションが出せないこともありました。
女優として考えた方がいいとまでいわれました。
当然だと思います。
一番大事な表現方法がいつもだめになっているんですから。
でも何度も失敗してきたお陰で、ようやく自分の喉とうまく付き合えるようになってきました。
そして今では特徴ある声ですねって言ってもらえるようになり、どれだけうれしいか。
今でも気を抜くと、すぐに声帯がブヨブヨになりポリープみたいなのが出来かけますが、なんとかおとなしくしてくれています。
コンプレックスや自分の弱点は大事に上手く付き合っていけば、その人にしかない個性になるんだって、強く思います。
舞台を見ている人には、裏で起きているこういったことは伝わらないですが、私は舞台を通してお芝居の稽古とは別なところで勉強したこと、感動したことも、みんなにいろんな形で伝えていきたいと思います。
そしてレストランの店員さんが言ってくれているような、そこまで“かっこいい声”かどうかは疑問ですが、そんな私が、もっとかっこいいプロの声師と共演する朗読劇も、着実に近づいてきています。
みなさんお楽しみに!
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