http://image.blog.livedoor.jp/sakurahirota/imgs/2/7/27125c61.jpg" width="240" height="320" border="0" alt="27125c61.jpg" hspace="5" class="pict" align="left" />こんばんは。
彼氏がいると、もっぱらの噂の広田です。
いよいよ道場の片付けも佳境を迎えたというのに、私の色恋話で盛り上がっている場合ではありません。
今日は残りの荷物の搬出が行なわれ、もはや道場というより、ただの掘建て小屋になってしまいました。
かろうじて、入り口の“GAEA JAPAN道場”という看板だけが道場だと物語っています。でも、今週末にはその看板も下ろされます。
そして、この道場と別れるという事は“あの人”との別れを意味します。 あの人とは…“マサコさん”です。
誰が命名したかはわかりません。
私が入門した時には、すでに裏道場長として説明されました。
マサコさんとは、いわゆる地縛霊です。
突然のこの話題に、私のパソコンもびっくりしたのか“磁場クレイ”と変換されました。
マサコさんの存在は、そちらの能力に長けていらっしゃる方が道場を見た時に、明らかになったんだそうです。
悪さをする霊ではなく、だたそこに住んでいるだけという事だったんですが、マサコさんが他の悪い霊を連れて来るかもしれないということで、一時期、道場の出入り口と建物の四つ角には厄除けの炭が吊るしてありました。

でも、悪さをしないといっても、一応霊なので、道場内でもそれなりの現象は起きました。
昔、まだ一期生の方が全員道場に住んでいた頃、練習が終わってみんなでテレビを見ていると、道場の隅に置いてあった、電源が切れているはずの自転車マシーンのペダルが、ひとりでに「カラカラカラ…」と回転したのだそうです。道場は騒然、みんな一斉に叫びました。ちなみに「キャー」ではなく「うぉーっ!」と、太く叫んだと聞いています。
そして、私も体験しました。神棚の両脇に祭ってある“さかき”という神木
があるのですが、その花瓶の水を毎朝変える当番だった時の事、私は左右で減る水の量が違う事に気付きました。向かって左の花瓶が毎朝空になるぐらい減っているのです。
それを先輩選手に話したところ、能力のある方に相談してくれ、原因はやはりマサコさんでした。マサコさんは道場の端の方にいつもいるらしく、それが左の“さかき”の位置と重なるのです。そして、霊はよく喉が渇くらしいので、いつもその水を飲んでいる、という事でした。私もそれを聞いた時は「うぉーっ」と叫びました。

その時期あたりから私もいろいろ感じたり見たりするようになり、いくつかの体験をしました。巡業先では後輩と一緒に、すげー恐怖体験もしましたが、最近はその力もなくなったらしく、全く感じません。
でも、今もまだ道場にはマサコさんは住んでいます。2階の部屋の隅、丁度今の水菜のベットの足元あたりに…。
そう言えば、水菜には、この“マサコ伝説”を一度も話していませんでした。でも、実家でこれを読んでいると思うので、丁度よかったです。
まあ、そういうことだから。
さぁ、水菜早く帰っておいで、み〜んな(含むマサコさん)が待っているよ。

ちなみに今日の画像は全く関係ないイモの前足ですが、今日の話を読んでから見ると、何となく怖い感じがしたので載せてみました。
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