こんにちは。
もうすぐ8月も終わりですね。
夏休み気分だった学生たちもテンションが落ちるころでしょう。
夏休みといえば、宿題。
そういえば、GAEAに入門してからも、私には宿題がありました。 当時、デビュー前の練習生は夏休みなど長期の休みはもらえず、ずっと道場で練習でした。そもそも休みがないのだから、夏休みの宿題もないはずなのですが、驚くことに当時の私は、みんなが夏休みをとっている間に“スクワット1000回出来ているように”“初歩の受身が出来ているように”など、自主的に自らに宿題を与えていたのです。
なんてピュアな私。
というか、デビューが遅れたから仕方なかったのですが。
まぁ、実際やったかどうかは別として、とにかくそんな心意気だったということです。

そして、めでたく夏の武道館でデビューを果たし、これまためでたく夏休みがもらえたのですが、今度は道場から強制的に宿題が出されました。
全てにおいて軟弱だった私は、休み中も“毎日スクワット500回・腕立て50回・ダッシュ10本”を言い渡されたのです。
かろうじて、まだピュアだった私は、実家で二日間やりました。
でも、一日休むともうダメで、まさに夏休みのラジオ体操状態に陥ったまま、私の夏休みは終わりました。

でもまぁ、誰が見ているわけでもないし、バレない、バレない…と、タカをくくって夏休み明けの練習を再開しました。そしてその時、スポーツ界の名言“一日の遅れは三日の遅れ”を体感しました。
あの時の休み明けの練習のキツさは、ハンパありませんでした。
そういえば、帰省前に先輩が「宿題をやったかどうかは、聞かなくても後で分かるからね」と、謎かけしていたことを思い出しました。

こんな恐怖体験をしたお陰で、その後の休みは、以前のピュアな気持ちを取り戻し、帰省しても自主トレーニングを欠かしたことはありません。
涼しいところで目をつぶって瞑想するという、正確には自主(イメージ)トレーニングです。これはとても大切なトレーニングなんです。

そんなわけで、宿題とは、いつになっても与えられる課題ですね。
今年も宿題を後回しにして、今苦しんでいる人、私のblogを読んでる場合ではありませんよ。
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