http://image.blog.livedoor.jp/sakurahirota/imgs/c/7/c78b31b0.jpg" width="240" height="105" border="0" alt="c78b31b0.jpg" hspace="5" class="pict" align="left" />こんばんは。
今日はいよいよ最後の内容紹介です。
最後に紹介するのは“へなちょこ”と“プロレス卒業”です。 “へなちょこ”では、デビューからコスプレをするに至るまでの、私の変遷がデビュー戦の映像を皮切りに描かれています。
そもそもこの“へなちょこ”とは、97年の川崎大会で、その日、1日2試合に出場予定だった永島選手が1試合目に負傷し、代わりに私が出場した際に、気合を入れるために「いつまでも、へなちょこじゃいられねぇんだよ!」と叫んだ言葉です。この一言が意外に沸き、以降、私のキャッチフレーズになりました。

ちなみに、その日会場にいた人や、今回のDVDをご覧になる方には、いかにも私が「代わりに出してください!」と、直訴したように映っていると思いますが、実はそんな美しい話ではないのです。
あの日、永島選手が2試合目に出るために、KAORU選手とゲートから場内へ入場した時、その様子をモニターで見ていたバックステージでは「永島は2試合目は無理だ」という判断が下りました(このヘロヘロの永島選手の様子はDVDにも入っています)。
その時、バックステージは「どうする!!」「誰か代わりに行ける奴はいるか!?」など、てんやわんやになっていました。
そんな中、第1試合を終えてセコンドについていた私が、いつものように時間経過などを控室に伝えに行くと、誰かが「あ!広田!もう広田でいいや!すぐリング行け!」と言い、私は訳も分からず半べそをかいてリングまで連れて行かれました。これでは直訴ではなく強制です。

もちろん永島選手は試合をするつもりだったと思いますし、KAORU選手は多分、永島選手をコーナーに控えさせて、一人で試合をするつもりだったと思います。だから、私がリングに上がった時、選手・セコンドは「なんでお前がリングに?」という空気になりました。それで、バックステージからの命令を遂行し、かつ永島選手を納得させるために、ああして出場を直訴したのです。
ところが、お客さんの視線は無情にも「え…広田?永島の代わりは無理だろ…」という感じで、実際、ヤジも飛ばされました。まあ、当時の私は華々しくデビューこそしたものの、その後は結果も出せず低迷していたから仕方ありませんね。(そのダメダメな時期を代表する試合として“広田対デビル戦”が収録されています。この試合の見所は、デビル選手のパワーボムに尽きます。セコンドに付いている長与選手の表情で、そのただ事じゃないボムっぷりを感じて下さい)

まあ、とにかく、そういった空気を吹っ飛ばす意味もあっての“へなちょこ”発言だったわけです。そして、長与選手が自分のその発言に応えてチャンスを与えてくれたのですが…本編に収録されている“広田対アジャ戦”を迎える頃には、デビュー当時やデビル戦の時に見せた私のひたむきさは微塵もなくなり、長与選手が敷いてくれたであろうレールを捻じ曲げる結果となりました。
ちなみに、このアジャ戦で私が持っている一斗缶に書かれた私の似顔絵は、伊東レフェリーが書いてくれたものです。絵心ありますね。

そして、いよいよ最後の紹介“プロレス卒業”です。
これは、先に発売されているDVDやG−Panic!の放送で、記憶は新しいと思いますので、あえて細かい紹介はしませんが、尾崎戦と卒業発表の模様が再録されています。
私的には尾崎選手とスローで追いかけあっている時の、ポリスの声がツボにきました。芸が細かいよ、ポリス。
あと、私が引退後の心境を語っていますので、そちらも地味に期待して下さい。

それでは、これにてDVD紹介を終了します。
後は、発売を待つのみ…。
発売した際には、皆さんにも感想を書いてもらおうかなと思っています。
それでは、また。

DVD問い合わせ:ガイア(株)03-5701-7601
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