こんばんは。いよいよ舞台稽古が始まりました。
今回出演してくださる、WAHAHA本舗のヴァチスト太田さん、安東和一郎さん、そして脚本・演出のWAHAHA本舗・勝栄さんが、都内某所の稽古場で一堂に会しました。
緊張の初顔合わせです。 勝栄さんは稽古場の空気や、役者のモチベーションをうまくコントロールしてくださり、100%身を委ねた私は、すでに勝栄さんの手のひらで転がされていました。
その勝栄さんからは稽古での約束が打ち出されました。
それは“笑いの耐えない稽古場に”というもの。
そうなんです。
私もまだ舞台稽古の経験は2公演目ですが、稽古場の雰囲気はともすれば殺伐となるものなのです。
私も前回の稽古で、何度も同じ事を繰り返すうちに、何が何だかわからなくなり、煮詰まって、楽しい場面の演技のはずなのに笑顔がなくなるという経験を見たり聞いたり、実際その状況に陥ったりしました。
始めにこのような約束を提案してくれる勝栄さんの心意気に、惚れ直しました。
ましてや、ずっとお芝居を続けている安東さん、太田さんなどは、もっと深いところでその意味を理解してうなずいていた事でしょう。


ちなみに今回の舞台の第1部には4人のキャラクターが登場します。

*中堅レスラー・広田さくら。
*ベテランレスラー・デスラー太田
*プロレスファン・出町卓男(でまち・たくお)

個性豊かなそれぞれのキャラクターは追って紹介したいと思います。

簡単な自己紹介の後、読み合わせを行いました。
勝栄さんには台詞のリズムやイメージをわかりやすく説明してもらい、安東さんや太田さんにもうまく引っ張ってもらって初日は終了しました。

太田さんはベテランレスラー役なのですが、まったくプロレスの世界はわからないようで、今回の舞台のために女子プロレスのビデオをたくさん見て、研究してくれたそうです。
でも、ビデオに収録されているのはあくまでリング上だけなので、台本を見てギャップを感じていないか心配です。
参考までに私のDVDもお勧めしようと思いましたが、初心者の方が見てしまうと、女子プロレスはこういうものだと、間違った知識を植えつけてしまいかねないので、もう少しタイミングを伺う事にしました。
それでも何も意識しないでも、太田さんの演技はベテランレスラーのたたずまいや風貌そのものでした。
いわゆる、“ああ、こういうベテランレスラーいるっぽい”という感じです。
そして驚くことに、ある実在のべテラン選手に声が激似なのです。
それは誰なのか、見てのお楽しみです。

今回の舞台のストーリーや、私の意気込みをlivedoorさんのインタビューでも語っているので、あわせて読んでお楽しみください。
それでは、これからも稽古場速報などバシバシ発信していきますので、そちらのほうもお楽しみに。

広田さくら主演舞台・生全部広田。(仮) 情報ページ

■チケット問い合わせ:ガイア 03-5701-7601
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