こんばんは。
 
チラシ配りって、体力勝負ですね。
お芝居を見に行くと、席にチラシの束が置いてあったり、入り口で渡されたり、会場の棚にいっぱいチラシが挟んであったり。
そんな光景を見たことがあると思いますが、それは、劇団内の誰かしらが手配して、そこにあるということ。
都内に星の数ほどある劇団と、劇場の数々。出回るチラシの数も半端ではありません。 私も各種プロモーションを行う一方で、毎週末は劇場から劇場へ、チラシの束を抱え走り回っております。
本来は制作サイドでやったり、劇団だったら手分けして配ったり郵送などするそうなのですが、
私は公演タイトルの“全部広田。”に恥じないよう、出来る事は自分で動いていこうと思い、この役を買って出ました。

そして、私は走り回っているのです。

自転車で。

そう、私は都内の劇場から劇場へ自転車で回っているのです。
週末になると、100キロは走っていると言っても過言ではありません。
その証拠に、私が現役時代に買った自転車はパンクし、チェーンもゆるみ、ついに修理不可能となり、
今週末には、ついに新しい自転車を買うまでに至りました。

苦楽を共にしてきた自転車と別れを告げ、これからは新しいパートナーと走っていきます。
でも、今は季節もいいし、受け取ってくれる劇場の方はみんないい人だし、自転車は乗りやすいし、
おまけにカラダも鍛えられるしで、プロレス時代より太ももの張りが立派になった気がします。

まあ、いろんな体験を楽しんでいるうちは、まだ気持ちに余裕があるということですが、
本格稽古に入る5月からは、確実に追い詰められていくでしょう。
追い詰められながらも、それが結果的にみなさんと自分の楽しさにつながればいいと思って、今日も稽古に励みます。
それでは、また。
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