【公式サイト更新】空似式今日の運勢更新

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こんばんは。

『誰ウル』初回の今日は、まだタイに飛び立つ前の段階です。
だって、事件はすでに飛び立つ前に起きたんですから。

何度も言いますが、私は海外一人旅は初めてで、仕事で数回行っただけ。
いわゆる“旅の心得”はありませんでした。

だから“海外の場合は搭乗時間の2時間前には搭乗手続きのため、
空港にいなくてはいけない”という大事な事を、すっかり忘れていました。

というか、そういう注意が全部書いてある
“必ずお読みください”という『旅行案内書』を読まなかったのが、
そもそもの原因です。

9:40に成田発の飛行機なのに、
「まあ1時間みて、9:00に空港着でいいだろう」と、
私は本来の空港集合時間である7:00に家を出ました。

そして電車の中でやっと『旅行案内書』を読んでみると、
「2時間前には空港に…」とか書いてあり、
「ふーん…2時間も前から受け付けやってんだ」と思いました。

しかし、読んでいくと
「2時間前に間に合わない場合、必ず下記に連絡ください」と書いてあり、
さらに「遅れた場合、搭乗できない場合がございます」と書いてあり、
ここでようやく血の気が引きました。

速攻で電話をかけましたが、なんていうんでしょう…
ヒザがガクガクして、皮膚がチクチクして、
電話を持つ手も震えるっていう状態でした。

電話に出たお姉さんは
「あんた馬鹿じゃないの?案内書に集合時間書いてあっただろうが!」
と言いたいのを、多分ぐっとこらえて
「とにかく急いでください」と冷静に対応してくれました。

その時点で8:00。
まだ空港までは1時間かかるところにいます。

乗り換えの駅に降りるたびお姉さんに連絡して、進行報告をしました。
お姉さんも「今そこなら、上野まで戻って京成線特急に乗った方が早いです」
とアドバイスをくれたんですが、
そういうときに限って電車がこなかったり、
駅員のおじさんがのろのろ道案内してくれたりと、私の行く手を阻みます。
また、JR上野駅に着いても、京成線上野駅までの乗り換えの遠いこと。

「もう無理だ…」

私は半ばあきらめて半泣きになりながらも、
周りの人に悟られないよう、こぼれる涙をこらえて通路を走りました。

そしてなんとか京成線上野駅に着くと、
電車がくるまで5分あったので、菓子パンを買って食べました

こんな状況なのに、余裕こいてしまう自分が心底嫌いです。

しかし、空港ではそんな私の余裕すらをも奪う、
更なる出来事が待ち構えていました。

続く
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