こんばんは。
すっかり遅れをとっているタイ在紀の更新です。
思えば4月に行ったのに、更新の方は恐ろしいことにまだ滞在日数の折り返し地点にも行っていません。
年内に終わるのか!?
引きずったまま年を越してしまうのか!?
ということで、場面はムエタイ会場のままです。

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一悶着あったものの、全試合が終了。
私はすぐにアナウンスをしていた日本人の女性に駆け寄りました。

広田「こんばんは。私、日本から来た観光客です」
女性「一人旅ですか?」
広田「はい。日本で格闘技やってまして、それで一度本場を見たくて来ました」

嘘は言ってません。

広田「今は日本語のアナウンスもやっているんですね」
と、久しぶりの日本人との会話でした。
聞くとお姉さんは普段タイで働いていて、仕事が早く終わるとボランティアでこの
会場でアナウンスを行っているんだそうです。
そして気になるチケット売り場での事を聞きました。

女性「あー、それは完全にぼったくられましたね。それに今日は正月期間でお客さんも少ないし、もう一つのムエタイ会場でTV中継のビッグマッチをやっているので、みんなそっち行っちゃってカードも面白くないんですよ〜。まぁ、はずれでしたね」

と、意外とズバズバ言ってきました。
その後、お姉さんの身の上話やら、なぜにムエタイのアナウンスをやるようになったか話を聞かせてもらい、私は「では、また」と挨拶を交わして別れました。

私はこのタイ旅行で、出会った人と別れる時、“これで永遠の別れじゃない。又来るんだ”という思いを込めて「では、また」と、粋な別れをしようと思っていたんで
す。
それほど今回の旅は私にとってスペシャルなことだったんです。
そんな私の気持ちを汲んでくれたか、お姉さんは「はい。さようなら」と普通に返してくれました。
はい、それが正しい別れの挨拶でしたね。

アナウンスのお姉さんへの少しの寂しさと、ぼったくりのお姉さんへの怒りを胸に秘め、私はムエタイ会場を後にしました。
外はもう真っ暗。
会場の外では、屋台も広がっていたので早速物色。
なにやら見たことのないとろみスープを買いました。
レバーとウズラの卵と油揚げをオイスターソース風に味付けしたとろみスープでし
た。

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私もこのころには大分ずうずうしくなり、おじさんがスープをよそる時、「卵た
くさん入れて〜」と注文したりしていました。
お味の方は、「う〜〜〜ん。ま、ハズレが続く日もあるさ」といった感じでした。
その後、会場からゲストハウスまで歩く気力もなくなり、トゥクトゥクを拾うことにしました。
早速値引きです。
もう、値引きの街、タイ大国。
次回は私がタイで培ったトゥクトゥクの値引き交渉術をレクチャーします。
それでは、また。
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