海王トーナメント2012が、明後日に迫って来た。

そこに、滝澤 大志が帰って来る。

今まで触れなかったが、意識していなかった訳ではない。

むしろ、意識していたからこそ触れなかった。

滝澤がアメリカに行ってから、自分は滝澤との差を埋める為に、今まで試合して来た。

滝澤が去った後の後楽園ホールで、滝澤に遅れること一年、後楽園ホールでCHAMPION OF STROGEST-Kに挑戦した。
結果は、滝澤と一緒で玉砕…
滝澤より先に、CHAMPION OF STRONGEST-Kのベルトは巻けなかったな。

そして、滝澤に遅れること半年、STROGEST-K TAGのベルトを初戴冠。

実績だけなら、何とか滝澤に追い付いたんじゃないかと思った。

読んでるわかると思うが、自分は滝澤に対するコンプレックスの固まりや。

同期で、同日デビューして、常に自分の先々を進む滝澤。

アメリカで、FCWに所属し、WWE昇格はならなかったが、それでもあいつは凄いことをやってきた。

WWEの二軍とはいえ、そこに辿り着いた人間がどれだけいる?

世界でも一人握り人間しか辿り着けない場所に、あいつは約九ヶ月間戦って来た。

そんなあいつと、対等の立場でスタートする、今回の海王トーナメント。

出だしのハンデも何もない。

お互いが、同じ期間積み重ねた分の実力を、同じ位置からのスタート。

このトーナメントに優勝した時、初めて胸を張って滝澤を越えたと言えると思う。

過酷な道のりだが、これだけ挑み概のある道はない!

やってやる!
[Web全体に公開]
| この記事のURL

11件中 11~11件目を表示


<< 1 2 3