昨日は、KAIENTAI DOJO北千住大会にお越し頂きありがとうございました!

TAJIRI選手とのWNCチャンピオンシップ。

WNC若手勢との対抗戦から始まった、自分とWNCとの戦いも、約半年かけてWNCの頂点と戦うところまで漕ぎ着けた。

ベルトも勿論大事だが、自分にとって一番の目的だったのが、TAJIRI選手とのシングルマッチ。

過去に二度の戦いは、TAJIRI選手の圧勝。

あしらわれ続けた上に、二度とも「バズソーキック(頭部への回し蹴り)」で吹っ飛ばされて来た…

だからこそ、あしらわれないだけの実力をつけて、色々と対策を練って挑んだ一戦。


じっくりレスリングで出方を伺いあった後、自分の得意な腕攻めに持ち込んだ。

最初は、自分のペースで戦えたが、一つの切り返しから、逆に腕攻めをし返されてからは、TAJIRI選手のペースに…

厳しい腕攻めを強いられたが、ここからTAJIRI対策の一つだった、脚攻めに切り替えた。

バズソーキックをくらわない為の、蹴りの際の「軸足」となる、左脚を攻めたてた。

それが好をそうしたのかわからないが、蹴りの威力、スピードは、若干落ちたような気がした。

しかし、もう一つTAJIRI選手には取って置きの必殺技があった…

グリーンミスト(毒霧)や…

勿論、これを使ってくることは頭にあった。

それはわかっていたが、あんなタイミングで使ってくるとは思わなかった…

人生で始めてくらったグリーンミストに、想像以上に視界を奪われ、霞に見える視界の中でTAJIRI選手を探したが、気が付いたら「逆さ押さえ込み」でスリーカウント。
WNCチャンピオンシップは終わっていた…

悔しいな…

しかし、不満は無い。

グリーンミストは、プロレスとしては反則かもしれないが、それをレフェリーに見られずに、必殺技として使うのは、TAJIRI選手の奥の手であることは、誰もが知っていた。

だからあの試合は、TAJIRI選手が自分より上だったと納得の敗戦。

悔しいが、まだまだ相手が一枚も二枚も上やったようや。

悔いがあるとすれば、こちらの奥の手である、「飛び付き胴締め固め」までもっていけなかった事かな。

あれが決めれていれば、どうなっていただろう…と言うことも考えるが、それは後の祭り。

また戦える時まで、強くなるしかない。

今まで、負ける度に「また一から」と言ってきて、積み上げて来たつもりだったが、どうやらまだまだ積み上げる必要がありそうや。

それがわかり、更には、積み上げ甲斐のある目標が見つかっただけでも、この一戦は自分に価値があった。

タッグトーナメント決勝戦、UWA世界タッグ選手権、WNCチャンピオンシップ。

この三つの敗戦が、また自分の糧になる。

これからも、精進して頑張って行きます!
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1件のコメント


  1. byK信州DOJO on 2014年2月24日 @22時04分

    ゴングが鳴ってから序盤の会場内が静まりかえっていた緊張感充満のあの雰囲気、あれが本来のプロレスなんじゃないかなと思います。お互い一点集中の攻め合い、最後はグリーンミストでしたが結果がどうあれトウナイ選手にとって昨日の大一番は絶対、将来的にプラスになる一戦だったと思います。代表もTAJIRI選手も悔しい思いを乗り越えて今の地位を築かれたと思いますのでトウナイ選手も凄い選手になるのは間違いないので頑張ってほしいです。