こんばんは。
先週末の土曜日の事、その日は稽古も夕方からだし、天気もよかったので、昼から窓を開けて布団干したり、換気したりしていました。
猫達もベランダに出て、日向ぼっこをして気持ちよさそうにしていました。
その時、事件は起こったのです。 私が少し目を離した隙に、バカ猫・とろがやらかしたのです。
ベランダをつたい、隣のベランダに乗り込んだのでした。

「何か、とろの鳴き声が壁を隔てた感じに聞こえる」とは思っていたんですが、まさか本当に壁の向こうにいるとは。
私はいろんな手段を使い、おびき出しを試みました。
まずは、猫なで声で「とろちゃんおいで」と呼びかけ、次にいつも遊んでいる紙くずをちらつかせたり。
この辺りで、焦りと怒りで私も壁乗り越えてやろうかと思ったほどです。
はやる気持ちを抑え、餌袋を持ってきて、バサバサ音を立てながら、また呼びかけました。

すると、さすがに隣人も気づいたのか、窓を覗きました。
私は“助かった”と思う反面、恥ずかしいやら、怪しいやらで、餌袋片手に覗きながら、必死に言い訳をしました。
隣の方は女学生さんで、何とか笑顔で対応してくれ、とろを無事私のベランダに追い払ってくれました。
もっとも、とろは学生さんが窓に現れた瞬間、飛び上がってほとんど戻ってきましたが。
でも、ベランダを隔てる壁の細い隙間を、無理やり覗く私の姿は、明らかに不審者。さながら『シャイニング』のジャック・ニコルソンのようだったに違いありません。そして、無事戻ってきた事と同時に、“隣に行ったのが、目つきの悪いイモではなく、まだ愛嬌のあるとろの方でよかった。”と、胸をなでおろしたのでした。

稽古で疲れている私を、癒すどころか、怒らせるうちの猫共。
少しは空気を読んでほしいと思った週末の出来事でした。

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