19、20日の二連戦で、試合に関して思ったこと。

19日、久しぶりに日本にやってきたクワイエット・ストーム(以下Q.S)と、現在KAIENTAI DOJO初来日中の外国人コンビ、オーフェン・フェニックス、ベナム・アリの、外国人トリオと対戦。
Q.Sは、来日の度にデカくなってきてるから、今回もまたデカくなって来てるんだろうなと思っていたら、自分の想像を上回るデカさになっていた!
本人曰く、100Kgを越えたとか…
試合は、主導権は握ったつもりでいたが、フェニックスとアリの二人も、普段見ないような動きで、中々ペースを掴みきれず。
最後はQ.Sの、丸太みたいな腕からのラリアットで吹っ飛ばされた…
恐るべしQ.S…

20日の試合。
STYLE-Eの田村選手、竹田選手、那須選手と対戦。
那須選手以外の二人は、過去に対戦経験があったものの、どちらもかなり昔の話やから、ほぼ初対決の気持ちで試合に挑む。
やはり、他団体の選手との対戦は、負けられない感情がお互いにでるのか、何時もよりも自然と力が入って来る。
試合の勝ち負けだけじゃない、試合の中身でも負けたくない。
結果は、一番若手の那須選手を、自分が滝落しでスリーカウントを奪ったが、STYLE-Eとはまたどこかで戦いたいもんや。

二日間通して、試合だけじゃなく、いつ来るかわからない、地震にも警戒しながらの興行となった訳やけど、それ以上に「試合が出来る」と言うレスラーになってから、当たり前になっていた事が、こんなにも嬉しく思えたのが、今回の興行で一番印象に残ったことかもしれない。

この震災で、当たり前の事が、当たり前でなくなってしまった事が、他にも沢山あると思う。

当たり前の事を、常にありがたいと思わなくてはいけないんだなと、この前の試合で染々感じたりした。

しかし悲しいかな、自分も含めてこの感覚を、月日が経つと忘れてしまうのが人間の哀しいとこやねんけどね…

少なくとも今は、こんな状況の中で仕事を頂いた、若手通信にとても感謝している。
明日は、その期待に応えれるよう、全力で石井選手と妻木選手を倒しにいく。

観戦を考えておられる皆さんは、未だ地震が続いていますので、移動の際はお気をつけてお越し下さい。
決して無理をしてはいけません。
[Web全体に公開]
| この記事のURL

1件中 1~1件目を表示


1