KAIENTAI DOJOでは、この時期に毎年新人募集を行っている(後、秋にも)。

その申し込み期間も、今日も入れて後4日の、今月末まで。

内が他の団体と違うところは、知ってる人はわかっていると思うが、入門テスト等はなく、入門金を払って入門する学校制なのである。

細かいことは、日刊KAIENTAI DOJOを見てくれれば書いてあるので、そちらを確認して下さい。

そして、毎年入門者は数人やってきて、そして勘違いをした者もやってくる。

よくある勘違いが、
「入門金を払ったんだから、レスラーにしてくれ」
「レスラーになる為に金を払ったんだから、レスラーになる為以外の雑用なんてすると思わなかった」
等だ。

普通の人ならば、こんな奴いるの?と思うかもしれないが、本当にいた訳である。

自分の見解で言えば、
「金を払ったからレスラーにしろ」
ではなく、
「金を払ってでもレスラーになりたかった」
である。

今は、プロレス団体の数は、数えたらキリがないくらいある。
その中でお金を払って入門する団体なんて、一つか二つしかない。

お金を払ったことでどうこう言うのであれば、払わない団体に入門すればいい。

自分は、入門テストに合格する自信はなかったが、絶対に辞めない自信はあった。

だから、絶対にレスラーとしてのスタート地点に立ちたかった。

その点では、KAIENTAI DOJOは最適だった。

住む場所があり、食べ物があり、何より練習が出来るリングがある。

こんな恵まれた環境は、今のプロレス界で、どれ程あるのか?

そしてKAIENTAI DOJOは、入門は誰でも出来るが、デビューはそう簡単には出来ない。

基礎技術を、しっかり学んだ後にしかデビューは出来ない。

これは、レスラー生活の中で、一番大切なことである。

KAIENTAI DOJOは、レスラーになる為のモノは揃っている。
これで、雑用がどうだこうだ、上下関係がどうだこうだ言う者は、はっきり言って来なくていいとも自分は思っている。

だってそんな事は、レスラー云々ではなく、社会人として修得していなければいけない。

こんな時期に、プロレスラーを目指してやって来る人間は、世間知らずか、とても強い意志の持ち主かの二択だと思う。

出来ることなら、今年入門する人達や、今から入門を考えている人達は、後者であってほしい。

日本は今、かつて出会った事がない規模の震災で、皆苦しんでいます。
いや、自分みたいな環境の人間が、軽々しく「苦しい」なんて言ってはいけない程、大変な状況の方々が沢山います。

「娯楽産業」と言われている世界にいる以上、こんな時こそ、皆の"娯楽"になりえなければならない。

だからこそ、これからプロレスラーを目指す人間は、生半可な覚悟では来てはいけないと思っています。

本気でレスラーを目指す人間は、こちらも全力で応援します!

「やる気は誰にも負けません!」
そんなのは、当たり前のことである。

自分ごときのレスラーが、何を生意気な!と、思う人もいると思いますが、自分ごときでも、これくらいの覚悟は出来ています。
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