こんばんは。
バスに乗った時のこと、何人かが並んでいる中、ある子連れの母親(バイリンガルと思われ)がバスを待っていました。 母親は子供(園児と思われ)に英語の教科書を読んで聞かせていました。
まず、母親が単語を言い、子供がソレにならって復唱していました。
私が園児の時は、英語なんて耳にしたことすらありませんでした。
本当に今はもう、園児も当たり前のように英語を学ぶんですね。

その単語の発音も見事で、「Leave」「リーヴ」、「School」「スクォール」など、自在に巻き舌を操っていました。

そのとき、親子の後ろに並んでいた初老の紳士が、「先ほどの、ふぁんとは、どういう意味ですか?」と、母親に質問しました。
「この場合は、楽しいという意味です」と、母親は教えていました。
初老の紳士は密かに路上授業に参加していたようです。

程なくバスが来て、この日のレッスンは終了しました。
こんな小さなバス停にまで、国際化の波は押し寄せてきています。
そして、学ぶ気持ちに年齢制限はないのだと、初老の紳士に尊敬の念を抱きました。まぁ、長い道のりだとは思いますが、私もその不屈の闘志、見習いたいものです。
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