こんばんは。
今日は、ダンプ松本コスプレのお話です。http://image.blog.livedoor.jp/sakurahirota/imgs/6/7/67023d9e.jpg" width="142" height="208" border="0" alt="67023d9e.jpg" hspace="5" class="pict" align="left" /> ダンプさんを初めてやったのは、2000年11月23日後楽園ホール大会のライオネス戦でしたが、振り返ると意外にコスプレ率が高く、通算4回もやっていました。(最後は本人とも対戦しました)
クラッシュの二人ともシングルで対戦し、どちらの時もクラッシュ揃ってのW正拳突きをやられています。ダンプコスでクラッシュ絡みの試合は、ベテラン選手も含め、選手総出でクラッシュ側のセコンドにつくことが多く、最後に私がW正拳突きをやられると、みんな決まってとても羨ましそうな顔をして見ていました。

ダンプコスプレをやる時は、当時の雰囲気をいかに再現するかがポイントでしたが、中でも一番重要だったのは、トミーレフェリーによる阿部四郎コスプレ・トミー四郎の存在です。
トミーさんは私が控室で用意をしていると「阿部レフェリーはいないの?」と声をかけてくれ、「用意してないです」と私が答えると、「いないと駄目でしょ〜。私がやってあげるよ!」と言うや、即席の衣装も快く着てくれ、入場時のテンションも見事なものでした。この時から、ダンプコスの時は、高速カウントや理不尽な反則補助など、試合中も大いに協力して頂きました。

ダンプコスを作る時に重要な事は2つあります。
1つは、試合中に中の詰め物が出ないように作ることです。
ダンプコスに関わらず、詰め物系はいつも試合中にが出ました。この頃は特に詰め物の知識がなかったので、タイツの中に新聞紙などを詰めていましたが、首や股からぼろぼろになった新聞紙などが出てきてしまい、レフェリーやセコンドに、素で嫌な顔をされながら片付けてもらったものです。

もう1つはメイクです。最初の時は、対戦相手がライオネスさんということもあり、長与さんが面白がって直々に書いてくれました。長与さんはこの日、メインでAAAWタッグ王座次期挑戦者チーム決定トーナメントの準決勝を控えていましたが、またも優先順位の低いことに力を入れていました。
私がペイントをしてもらって控室へ入ると、みんな一斉に「似てる〜!メイク自分でやったの?」「いえ、長与選手が」「やっぱりね〜、さすが毎日試合してただけあってよく描けてるわぁ」と、感心していました。
ダンプコスプレやブル中野コスプレなどを見るとわかるように、私は、現役時代対戦されていた選手が唸るほど、極悪系列のヒールレスラーに似ることが出来ます。ブルさんにいたっては「試合後の髪のよれ方や、ペイントの落ち具合もそっくりだ」と、山田さんから太鼓判を頂きました。
以前、一度“なぜそんなにも似るのか”という話題になりましたが、単に“太り方が似ているんだ”という結論になったらしく、みんなすぐに納得していました。

http://image.blog.livedoor.jp/sakurahirota/imgs/7/4/741ab57e.jpg" width="142" height="216" border="0" alt="741ab57e.jpg" hspace="5" class="pict" align="left" />

このように、コスプレは私一人の力ではなく、周りの皆さんの協力があって成り立っていたのです。でも、ダンプコスプレは1度も試合にアタリがなく、試合前の忙しい中、わざわざ協力してくれた皆さんの思いを、私はいつも仇で返してしまうのでした。ではまた次回。


■当時のレビューはコチラ
[Web全体に公開]
| この記事のURL

1件中 1~1件目を表示


1