こんばんは。
更新が滞ってどうもすいません。
なので、今日は2回書きますが、別にいつもと変わらず、ぬるい感じでお届けしようと思います。

さて、トーナメントの方ですが、文子戦でついにやりました。時間切れです。10分間の壮絶な攻防の末に、見事引き分けまで粘ったのです。
1年前の同大会準決勝、その時私はラスト一秒に泣き、文子に敗れましたが、今回は私の綿密な作戦が勝利を生んだのです。
しかし、私の作戦も10分間の中で一転二転しました。
最初はあわよくば勝ちたい…というレスラー並みの意欲はあったものの、やはり無理だと思い直し、当初の作戦通り、引き分け狙いに変更したり、チャンスがくれば、もしかしたらいけるかなと思って勝ちを狙ってみたり…。
まあ、結局は場外でYEBISU決める、逃げ回る、起こされるが起きないなど、いろいろ試して時間を稼ぎ、最後はラスト10秒でときメモをやり逃げして文子に精神的ダメージを負わせた後、高田純次で回転してる間に終了のゴングが鳴る、という理想的な展開で引き分けを見事に成功させました。悔しがる文子の姿といったら…ププ。
私はコーナーポストに駆け上がり、勝利のガッツポーズを決めました。会場も、まるで私が勝ったかのような歓声でした。私は意気揚揚とリングを降りました。まあ、失格ですが。 しかし、困った事に、休憩時間にセミファイナルヘの出場を通達されました。長与、飛鳥、アジャ、豊田にトーナメント敗者を加えての、当日発表の6人タッグマッチへの出場です。一回戦の敗者にそんなペナルティがあることは、すっかり忘れていました。しかも、私は失格になっただけで、敗者じゃないのに…。
結局、長与、飛鳥と私が、アジャ、豊田と植松が組みました。それでも、誰も私の勢いを止める事は出来ませんでした。私は植松を下し、今度こそ正真正銘の勝利を収めたのです。

でも、そんな私の勢いに水を差した奴がいました。
そいつの名は、新人・水村綾菜です。
キッカケは、まさに試合が始まろうとした時の「何で広田なんだ。(水村の)新鮮な戦いがみんな見たいんじゃないか?」という、アジャの余計な一言です。丁度そこへセコンドに付くために水村が走って来ると、会場は大歓声。長与・飛鳥も「上がれ」と水村をリングに上げました。すると、まだ水着を着ていた水村は、Tシャツを脱ぎ、颯爽とリングへ上がってきたのです。
笑い転げる選手達。観客は割れんばかりの拍手です。そして、あろう事か水村は、コーナーに背を向け、対戦相手を睨み付け、いつゴングが鳴っても駆け出せる体勢で待っているではありませんか。
更に水村は、完全に行き場のなくなった私に気づいたのか、“広田コール”を起こしました。観客の前で、後輩にフォローされる先輩…。そして水村は「まぁ、ここは広田選手に譲りますよ」的な雰囲気を醸し出し、リングを降りていきました。
こうして、水村の慈悲で、やっと私は6人タッグの出場権を得ました。水村選手、本当にありがとうございました。…これで、水村を回る寿司屋に連れて行ってあげる計画は消えました。

何はともあれ、無事に短かった大阪旅行は終わりました。
来年も大阪には3月に行きますので、今回来れなかった人も、ぜひ足を運んでくださいね。それでは、また明日。
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早速、飛鳥戦の結果ですが、普通に私の負けです。
別に二日間引っ張るほどの事もなかったのですが、ただ勿体ぶってみたかっただけです。約束通り、試合後、泣く泣く串代を払いに行きました。 貰った時は、試合直前だったのでよく見られなかったのですが、その店はフィリピン料理の店で、鶏肉にネギを挟み、タレをつけて焼く“やきとり”のフィリピン版で、本当に美味しかったです。テレビなどでも紹介される有名なお店で、ママさんの人柄がとっても素敵でした。
代金を払いに行ったのに、逆にお土産として焼きたての串焼きをたくさん頂きました。私が「そんなつもりじゃないので払います」と善人のフリをすると、近くにいた地元のおばちゃんが「大阪では、ほなタダで貰いまっすゎ〜、って受け取ればえぇねん」とレクチャーしてくれたので、「おぉきに〜」とありがたく頂きました。控室に持って帰ると、みんなウマいウマいと食べてくれ、大好評でした。
リング片づけの時、そのママさんが来てくれて、お店の名刺をくれました。そして、何度も何度も「いつも見てるよ、応援してるよ」と言ってくれました。もう、涙が出ますね…って、出ていませんが、とにかく串焼きと感動をありがとう!ママさん。

ホテルに戻ると、長与をはじめ、選手数名と一緒に夕飯場所を探し求めました。とにかく食べ放題が良いと、一致団結して繁華街を闊歩しましたが、かなり目立っていた事でしょう。串焼き食べ放題の店に行き、食うわ食うわで、300本は食べました。みんな胸焼けをもよおしながらも大満足でした。
ホテルに帰り、半身浴をするためにお湯を入れている間、めったに見ることが出来ない大阪のテレビ番組を見ました。3分ぐらいの料理番組なのに、夫婦コンビが漫才をやりながら、料理を作っていました。ビバ大阪。

さて、スカイホールのハイスパート・トーナメントは因縁の文子との一回戦。結果は…次回に回します。
それでは、一泊二日・大阪旅行最終編。お楽しみに。
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