日曜日に、つば九郎先生と宮城県石巻市に行ってきました。
選手から預かった野球グッズとメッセージを、被災のために
元気に野球ができていない子供たちに届けに行きました。
その模様は、スワローズキッズアカデミーにて放送予定です。
ぜひ今週日曜日5時25分からの放送をご覧下さい。
もしかしたら神宮のビジョンでもお見せできるかもしれません。
子供たちの笑顔、その笑顔をみた大人たちの笑顔。
見ることが出来て、本当にうれしい瞬間でした。
さて、ここからは個人的な感想のお話になりますが…
今回実際に足を運んでみて、色々なことを見たり感じたりしました。
たとえば、津波の被害は全くない区域と、津波によって
全てがなくなっている区域がはっきりと、さらに隣り合わせ
になっているなど、日常と恐ろしい非日常が混在していて、
思わずその光景に声を失うようなことが数多くありました。
また、市街地は外見的には機能しているのに(実際はわかりませんが)、
そこからわずか数キロの海岸沿いは魚の臭気が漂い
大きな船やタンクが横たわり、人も全くいない…そのような
状況が目に飛び込んできます。
今回プレゼントを届けに行ったリトルリーグの関係者の方から
色々なお話も聞きました。
マスコミでは報道されないようなおぞましい現実なども聞いて
愕然としました。
まだまだこれからなんだと。
東京にいて感じていた感覚とはとんでもないギャップがありました。
プロ野球が開幕して、日常に戻りつつバタバタしてはいても、
今回ほんの少しの時間、ごく一部分の場所を訪問して
感じたことを忘れないようにしたいと思います。
プロ野球としてできること、スワローズとしてできること、
その組織の一員としてできること、
もちろん、社会の一員として、日本人としてできること、
考えるだけでなく、行動につなぐことができるようがんばります。