○KAZMA&真霜拳號&柏大五郎(9分3秒 片エビ固め)“HCK”狐次郎●&忍&十嶋くにお
※AXボンバー

即席トリオが相手ということもあり、当たり前の勝利。

だが、終盤にくらった、狐次郎・忍・十嶋の三人同時場外ダイブはすごかった。
数年ぶりに、完璧に近い場外弾をくらった気がする。

場外への飛び技は、威力がすごい代わりにリスクも大きい技である。
リング内への飛び技よりも高さと距離が出る分、威力も倍増されるのだが、その高さと距離のおかげで目測を誤ることも多く、自身へのダメージも覚悟しなければならない。
使い手が比較的少ないのは、そのためであろう。

また、ある程度プロレスを見ている方ならば、必ず当たりの浅い場外弾を見たことがあると思う。
もしかしたら、クリーンヒットすることの方が少ないかもしれない。

それでも場外への飛び技が無くならないのは、技自体に華があるだけでなく、たとえ完璧に当たらなくても、絶大な威力を持った技だからである。

その場外弾…今回の場合は十嶋のトペ・コンヒーロがクリーンヒット。
十嶋の全体重プラス、回転による遠心力やスピードによる突進力、それに高さも加わって、ものすごいダメージだった。
肩が壊れたと思ったよ…。

冷静に考えてみれば、2メートル以上の高さから助走をつけた人間が回転しながら突っ込んでくるのだから、その威力は推して知るべし。

場外弾の威力を再認識した試合だった。
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