○KAZMA&真霜拳號&柏大五郎(17分50秒 体固め)火野裕士&稲松三郎&大石真翔●
※AXボンバー

オメガのパフォーマンスを完封しての勝利。

以前に一度リング上で言ったこともあったと思うが、自分はプロレスはなんでもありだと思っている。

だから、いわゆるパフォーマンスも、全否定するわけではない。

それも含めて、あらゆる要素を含んでいるものがプロレスであるし、お客さんに見せるものである以上、パフォーマンスも絶対に必要。

というより、お客さんに見せている、その時点でプロレスはパフォーマンスであると言えなくもない。

問題は意識の部分。

たしか火野は、『お客さんを楽しませるのが俺らのスタイル』みたいなことを言っていたような気がするが…。

別に楽しませることを否定はしない。

だが、楽しませる“=”笑わせるでは無い。

一般的な意味はそうかもしれないが…少なくともプロレスにおいて、それは“=”では無いと思っている。

楽しませる“≒”笑わせる。

自分は、こっちが正しい図式だと思っている。

笑わせるという行為がパフォーマンスとして最も分かりやすい形であるだけで、もっと違う形の楽しませ方・パフォーマンスもある。

そして、プロレスが勝敗を競うものである以上、最終的には勝利につながるパフォーマンスでなくては意味が無い。

確かに、『プロレスは勝ち負けだけじゃない』という考え方もある。

だが…これに関しては、また機会があれば詳しく書くが…それは間違いでは無いけれど、自分はやはり勝ちを目指すし、そうあるべきだと思っている。

だから、意味の無いパフォーマンスは、遠慮なく潰す。

勝つためには、スキあらば攻める。

まぁ、ここまで長々と書いてきたが、要するに何が言いたいかといえば…。

自分はオメガが嫌いということである。
[Web全体に公開]
| この記事のURL
完全決着イリミネーションマッチ
柏大五郎&真霜拳號(2−0)十嶋くにお&PSYCHO
①○柏(10分30秒 片エビ固め)PSYCHO●
※匠蹴り
②○柏(15分17秒 体固め)十嶋●
※ヘッドバット

完全決着戦として、特別ルール・特別レフェリーで行われた試合。

十嶋の攻めはなかなか強烈で、ダメージも大きかったが…爆発力こそあれど、持続力が無さすぎるよ。

常々言ってきたように、牙麒鱗には覇気が無さすぎる。
柏大五郎の裏切りによって火がついたか、ここ最近は少しだけマシになっていたが、こんな時だけやる気を見せたところで、それはあくまで一時の勢いにすぎない。
一時的にこちらを上回ることはあっても、総合力では圧倒的にこちらが上。

普段の試合に対する姿勢が違うのだから、当たり前のことである。

特別レフェリー・マイク佐藤コミッショナーの毒霧という想定外の要素や、自分の目のケガもあり、思ったより苦戦してしまったが…結果的には完勝。

これでもう牙麒鱗とは終わり。
もう相手にする必要も無いし、その気も全く無い。

KAZMAも予定通りベルトを獲得したことだし、MONSTER Plantは次の段階へ進ませてもらいます。
[Web全体に公開]
| この記事のURL
KAZMA&○柏大五郎&真霜拳號(15分43秒 まっぷたつ)TAKAみちのく&滝澤大志&ヒロ・トウナイ●

翌日にタイトルマッチを控えた、KAZMAとTAKAの前哨戦。

だが、自分の目の負傷が完治していないため、あまりサポートは出来ず。

腫れはほぼ引いて目を開けることは出来るようになったとはいえ、やはりキツかった。

アザが残っている以上、相手が狙ってくるのは分かっていたが…実際に攻撃をされると表面よりも目の奥に痛みが走り、なかなか攻勢に出れず。

しかし、自分が攻めきれなくても、KAZMAと柏大五郎、二人に任せれば問題は無い。

頼もしい限りである。
[Web全体に公開]
| この記事のURL
△真霜拳號(30分時間切れ引き分け)スルガマナブ△

約五年ぶりのシングルマッチは、時間切れ引き分け。

五年前のシングルも時間切れ引き分けだった。
その時は20分だったので、これで50分間決着つかず。

しかし…内容は全然違う。

五年前の試合は、ある程度余力を残しての時間切れだったが、今回はボロボロになっての時間切れ。
お互いの実力が上がっていることや、10分長かったことなどもあるが、最大の原因は目の負傷。

試合序盤、スルガ選手の掌底が右目にクリーンヒットしてしまい、まぶたが腫れ上がり、完全に右目が見えない状態に。
目周辺と眼球の打撲に加えて、少しばかり角膜にも傷が付いてしまい、眼球の奥にも炎症が出来てしまった。
アクシデントと言えばアクシデントだが、これは自分の防御技術の未熟さが招いたものだから仕方がない。

だが、そのダメージというか、影響はあまりにも大きかった。

今までも試合中に流血等で目が利かなくなったことはあったが、それとは次元が違った。

ボンヤリとでも見えているのと全く見えていないのとでは、当たり前のことながら視界の広さが全く違う。
そして、それによって自分の右手や右足が視界に入ってこなくなる。
すると、普段如何に視覚に頼っているか…どうにも右手、右足が使いにくくなる。
別に手足をケガしたわけじゃないのに、視覚として自分の動きを確認出来ないというだけで、妙に違和感を感じ、思うように動かせなくなる。

加えて、遠近感も狂ってしまうため距離感が全くつかめず、打撃は当たらないし、無駄に動いてしまったり、組み付こうとしても相手を上手く掴めなかったり…。

何より一番キツかったのは精神面。
流血等の場合、アドレナリンのせいか、むしろ気持ちが昂ったりするのだが、今回は目が気になり、どんどん冷静になっていってしまった。
一時は完全に気持ちが冷めてしまい…正直言って、何度も試合をストップしてもらうことを考えたくらいである。

なんとか持ち直して戦ったものの、やはり、そんな状態で勝てる相手ではない。

いつか、万全の状態でもう一度。

しかし、負傷と引き換えに、個人的に多くの課題が見つかった試合だったなぁ…。
[Web全体に公開]
| この記事のURL
○十嶋くにお&PSYCHO(2分2秒 片エビ固め)真霜拳號&柏大五郎●
※スライディングH

この日のメイン、柏大五郎vs十嶋くにおの試合が反則決着となったことを受けて、コミッショナー裁定により急遽組まれた試合。

結果はともかく、その過程が…レフェリーのアシストからのフィニッシュて…そんなのアリか?

だいたい、柏vs十嶋の時点でおかしかった。
十嶋がレフェリーを突き飛ばしても反則負けにはならないのに、柏さんがやったら一発で反則負け。
これがイマイチ釈然としない。

とはいえ、リング上においてレフェリーの判断は絶対だし、柏さんにとっては反則負けなど全く痛くないから別にいいのだが…それでも、直接のアシストとなると話は違う。
それはさすがに納得できない。

なんだかんだで、18日のビッグショーで再戦が組まれることになったが…今度はマイク佐藤コミッショナーがレフェリーを務めるらしい。
曰く、「反則にもレフェリー暴行にも屈しない、公正かつ中立なレフェリー」ということらしいが…。

まぁ、完全決着戦と謳っているからには、コミッショナーの目の前でハッキリと白黒付けさせてもらいましょう。
牙麒鱗とはそれで終わり。

そして、“次”に進ませてもらいますよ。
[Web全体に公開]
| この記事のURL

7件中 1~5件目を表示


1 2 >>